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介護世帯の収支

連日、読売新聞で介護の記事が載っていました。
今日は、介護費用と老後の家計の話です。

65歳以上の年金生活者の平均年金収入は22万円です。
私の世帯もそのくらいを想定しています。

22万円あれば、介護の必要なく、持ち家があればなんとか暮らしていけるかもしれません。

しかし、もし夫婦のどちらかが要介護の状態になった場合は、家計収支のバランスが崩れます。

記事の例では
特別養護老人ホームのユニット型個室に入居した場合
費用14万円が想定されます。
(内訳)
◆2.7万円 施設サービス費自己負担分
◆6万円  居住費
◆4.3万円 食費
◆1万円  日常生活費

収支
22万円-14万円=8万円
さらに社会保険料を3万円とすると
8万円-3万円=5万円

つまり、特養に入居しない方の生活費は、わずか5万円となります。
もし、賃貸住宅に住んでいたら、生活費はなくなります。

また、年金収入22万円は、現役時代に会社員、公務員の方で厚生年金を受給している場合です。
自営業者は、国民年金のみとなりますから、夫婦2人で年金収入月13万円となります。さらに苦しい家計収支となります。

数年前に話題になった、老後資金として2000万円の蓄えがあったら、月にプラス5万円と計算して、随分と家計が楽になります。

これに加えて持ち家があれば、なお良いですね。

老後の備えとして、
◆年金額の試算
◆介護費用の想定
◆老後の生活費
を想定して、不足分は蓄えておかないといけないとつくづく思います。




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