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私の住宅購入を振り返る~出会いを大切に

私が住宅を購入したのは、平成15年3月です。

はじめはマンションの購入を検討していて、当時の職員宿舎の近くのマンションに目を付けました。
100㎡の広々仕様で、バルコニーからは瀬戸内海に浮かぶ宮島を眺めることができます。横には川があり、水鳥を観察することができます。さらに、マンションの前に公園があり、子を持つ家庭にはありがたい環境です。駅にもスーパーにも近く利便性にも優れていました。
内覧1件目ですが、これ以上の物件はないと感じていました。

一応選択肢をを広げるために、住宅展示場巡りをして、一戸建ても見て回りました。
住宅展示場は、子供を遊ばせてくれる仕掛けがたくさんあって、レジャーも兼ねて、あちこちの会場に足を運びました。
家の内覧は、家族の夢を掻き立てます。
気持ちが高ぶっていますから、どのモデルハウスを見ても、夢が広がって、欲しくなります。
木のぬくもりを感じる家。木の匂いを感じる家。窓が広く日の光がさんさんと入る家。どの家も個性があって素晴らしい。
そのなかで、スウェーデンハウスは、特別な光を感じました。
断熱性、気密性が高く、一年中寒さ暑さを感じない。木の酸いい匂いがホッと気持ちをほぐしてくれます。。
出会って以降、妻は他のハウスメーカーに目もくれなくなりました。
もちろん、初めに見たマンションも眼中になくなりました。
運命的な出会いは、人生の重大な決断をあっさりさせてしまうものです。

以後、ハウスメーカーと設計の話に入ります。
設計士と何度も間取りを練り直します。合間にスウェーデンハウスのモデルルームを見学に行き、細かい仕様も点検します。
この過程が、楽しくてたまりません。我が家の夢を築いているのですから。

間取りが練りあがっていくにつれて、現実を見ることになります。
予算です。
理想の間取りと予算に見合う現実的な間取りとはかけ離れています。
着地点をどこにするか。譲れるところ、譲れないところを一つ一つ検討していきます。

着地点は、100㎡の小さめの間取りで、設備も建売並みの標準的な仕様でした。
リビング階段と日当たりを優先しました。面積を小さめにして、日当たりの良い場所に家を配置することにしました。
リビング階段は、子供が外から帰ってきて、自分の部屋に直行する前に、必ず家族に顔を合わすようにするためです。
断熱性の高い家ならではの仕様です。
平凡ながら、予算の範囲での納得いく間取りです。

あれから、18年が経ちました。家に関する不満はほぼありません。
冬は温かいとまではいきませんが、寒いと感じたことはありません。暖房なしで10度を切ったことがありません。あえて不満を言うなら、収納スペースが少ないことくらいです。

住環境は、家族関係にも多大に影響があると感じています。
ストレスのない住環境は、円満な家族関係を築くことができると、18年経って感じているところです。

円満な家族関係、夫婦関係は、人生の礎です。
だからこそ、自宅購入は、人生にとって重大な決断であります。
私の経験上、運命的な家と出会った時は、買いです。
きっと、その先に末永く円満な家庭を築くことができると信じています。

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