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ネガティブだっていいよって話

「悪いことをしたら神さまがみていて、自分にも悪いことがあるよ。
悪いことを思ったら、自分に返ってくるんだよ。神さまは心の中まで見えるから」と小さい時に教えられて
今も心の中を神さまに見られているのでは?!な恐怖心が大人になっても抜けなかった。

幼稚園がキリスト教で高校が仏教系の学校と
めちゃくちゃな神さま教育を受けてきたので
「良いことをしよう」「優しい心を持とう」と
人よりちょっと多く言われてきたからかもしれない。

けど、自分の世界の中心にいるのは自分だと気づいて
良いも悪いもないとわかったとき
やっと私の中の神さまの呪縛から卒業できた。


「あいつ嫌いだ!!!」
「自分だけ得しちゃってラッキー!」
「こんなのやってられなーい」
どれだけ心の中で叫んでも誰も傷つけないこともわかった。

そのかわり
「こんな風に思ってしまって申し訳ない」
「みんなガマンしてるのに私だけワガママ言えない」
「こんなの出来て当たり前」
そうやって自分の気持ちを抑えて
周りに合わせようと一生懸命になればなるほど
自分を傷つけていることも知った。


自分が幸せでいるために、
なにが嫌なのか、どんな環境は合わないのか
ネガティブになる原因は何か
自分の思いを否定しているうちは気づけないらしい。
心が平穏でいるためには
ネガティブな感情を自覚することがスタートだ。


心の中は誰にも見られないけど
ネガティブな思いを行動に表すかは その人次第。
たまにブチギレて後悔して反省して自分のリミットを知るのも
それはそれでありでは?とも思う。

まだまだ
「あんなこと言わなきゃよかった」とか
「なんでガマンできなかったんだろう」とか
反省しながら自分を知っていく途中で、心の中はいつも忙しい。


ネガティブを丁寧にすくってろ過してをくり返し続けて、少しずつ自分を知って好きになる。

そのためのネガティブをしっかり味わおう。

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