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さくらインターネットからさくらインターネットへのウェブサイトの引っ越しは専門家に相談すべき理由

はじめに

ITコンサルタントしてます。既存のウェブサイトを別のレンタルサーバーに引っ越したいという相談あります。Webサイトに関する知識不足だったり、不親切なWeb制作会社の対応のせいでレンタルサーバーを何個も契約しちゃってるケースあります。そもそも1つで済むのに複数のレンタルサーバー借りてることが経費的に無駄です。また、隠れたコストとしてレンタルサーバー会社からいくつもメールが届く、ログイン情報がわかんなくなるなど、運営スタッフがストレスも高い。

無駄を省く方法は簡単です。どっかにレンタルサーバーにWebサイトを集約してしまう。引っ越し先のPHPのバージョンとか、データベースとか、ファイル構成がどうのとか細かいこと心配になりますけど、同じレンタルサーバー会社の同じサーバープランなのですから、そんな難しいこと考えないでも自分たちでもなんとかなるんじゃねぇって思います。

本来であればこれは素晴らしい考察です!と言いたいところです。こういう人が会社のリーダーだと頼もしいですよね。ところがね、思いよらぬところに落とし穴があるんですよ。

ドメインは削除してからじゃないと登録できない

何の話をしてるかというとですね。さくらインターネットからさくらインターネットへウェブサイトを引っ越す時は一旦ドメインを削除してからじゃないと引っ越し先のレンタルサーバーに登録することができません。ここで、こいつはやべえやって気がついてくれればいいんですが、データはバックアップしてあるから、やっちゃっていいんじゃね?って思って進めてしまうと最悪の場合、ウェブサイトが消えてしまいます。ウェブサイトの引っ越しでやることはデータをバックアップしてそのままリストはするだけです。ところが人はミスをします。予期せぬ事態も起きます。通常、システム更改で何か問題があった時には元の状態に戻すというのが鉄則。しかしこの場合は、元サーバーからドメインごと削除しちゃってるので切り戻し作業もワンクリックで終わるわけじゃありません。ドメインは削除した瞬間にウェブサイトの表示が消えてしまい、引っ越しが完了するまで再び表示されることはありません。担当した人は相当冷や汗をかくでしょう。

今回桜インターネットでお話ししましたか同じ制限がエックスサーバーにもあります。私はエックスサーバーからエックスサーバーへの引っ越しは十分に経験していてごく短時間でウェブサイトの引っ越しができるところまで知見は構築できてるのですが、今回、さくらインターネットでも同じような制限があるということがわかったのでノートで共有しました。

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