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エアプレミア(Air Premia)で韓国へ行ったらハイブリットな経験をした話

2024年4月29日、ソウルへ渡航するにあたって『Air Premia』という航空会社を利用したら、12:30発のフライトが21:30へ変更された。

飛行機が約半日ほど遅延することなんて珍しい話ではない。

ではなぜ記事にしているかというと、遅延した『Air Premia』という航空会社について調べたりレビューを検索しても情報が全く出て来ず困ったから。

この記事では、これから同じようにAir Premiaを使用して遅延が発生した人がスムーズに応対できるように、私が経験したことをまとめました。

AirPremiaってどんな航空会社?

チェジュ航空の元社長『キム・ジョンチョル』によって2017年に設立されたソウルを拠点にしている航空会社。

自らを「ハイブリッド航空会社」と称し、大手のフルサービス航空会社よりも運営コストを低く抑えながら、格安航空会社よりも高レベルのサービスを提供すると公言しているそう。

たしかに座席は広くてふかふか、さらに2時間だけのフライトなのに機内食まで出たので、ハイブリッドと自称するだけありますね。

AirPremiaの対応まとめ

ここからは大遅延した際に航空会社がしてくれたいわゆる『AirPremia流もてなし』を3つ紹介します。

AirPremia流もてなし①1,200円の金券

12:30のフライトへ搭乗するべく10時半に成田空港へ到着。
チェックインの列へ並ぶこと1時間、あと数人で受付というタイミングで進みが止まる。

「まことに申し訳ありませんが、12:30を予定していたソウル行きのフライトが仁川空港でのトラブルにより20:30へ変更になりました…」

受付スタッフがスマホの画面を見せて説明してくれた。

お詫びとして、『YP REFRESHMENT VOUCHER』と書かれた1,200円分の金券をもらった。

このことに対して、他の乗客が記事にしており、それに対して送られていたコメントを共有する。

「兵士時給より少なくウケるww」
「時給150円」
「8時間遅れ= 1カツカレーw」

ボロクソ言われているが、僕は何もしないよりかはマシだと思った。
むしろ無料で使えるラウンジでゆっくり仕事ができる

成田空港第二ターミナルに位置する『I.A.S.S EXECUTIVE LOUNGE 2』というラウンジなら保安検査前から使用することができるので、ここで酒を飲みながら仕事をすることに。

楽天プレミアムカードがあることでプライオリティパスが無料で発行でき世界中のラウンジが使えるようになります。これから成田空港を利用して海外へ行く方は必ず持っておきたい1枚です。

ただこの金券がどこで使えるかスタッフに聞いてもわからないと言われたので、使い方に困った。フライト前に吉野家の牛丼を食べておきたかったので、行ってみるとこのチケットが使えた。

AirPremia流もてなし②700円分の金券

当時の列

チェックイン受付が始まると教えてもらった17時30分、見たことがない行列が。受付番号Rなのに対して、列がOまで並んでいた。
遅延してみんな空港や近辺で時間を潰しているわけだから集中しますよね。

読みたい本があったので、並ぶことに。
結局17:30から並びだし、受付が完了したのが19:30だった。

もちろん20:30予定のフライトは後ろ倒しになり21:30になっていた。

ここでもまた金券をもらう。今度は700円分。

とはいえ、保安検査が終われば『虚空 -KoCoo-』という食事が用意されているラウンジがあるので、使い道がわからなかった。

67番ゲートの目の前にANA FESTAがあり、幸いにもここで使用することができた。韓国についてから飲むドリンクとお菓子を購入。めちゃくちゃありがたい。

予定時刻から10時間遅れの22:30。飛行機が仁川へ向かった。

AirPremia流もてなし③空港近辺のホテル手配

韓国の仁川空港へ深夜00:30に到着した。
フライト後、航空会社からは何もアナウンスがなく解放された。

入国審査が終わったのが1:10。さすがに遅すぎて、この日の交通機関は終わっている。

深夜のバス便を予約状況を見ると、1番早く来るバスで1時間後。さらにそのバスは満席。途方に暮れた。

仁川からソウル市内行きの深夜バスの時刻表

「AirPremiaにクレームメールを送って、空港泊するか…」

そう空港内へ入ろうとすると、1人の男に声をかけられた。

「私はAir Premiaのスタッフです。弊社で空港の近くのホテルを手配しているので、こちらのタクシーに乗ってください。もちろん無料で朝食もついています。ホテルから空港へ送迎車があるので、明日の朝はそれでまた空港へ戻って来れます。」

ホテルの場所の説明もなくタクシーへ乗り込むよう指示される。

中華系の親子が我々の眠気を吹き飛ばすくらい大きな声で会話をしている。
英語で聞いてみると「すでに空港近くにホテルを取っているからいきなり知らない場所へ連れられて困っている。」と。お気の毒に。

ということで、何も知らされずにバックパッカーとは無縁とされる『イビスホテル』へ到着した。なんとここに無料で宿泊できるとのこと。
部屋はもちろん個室、朝食は食べ放題、なんとジムもある。

調べてみると、このホテルの2泊分とソウルで2週間宿泊する宿の料金が同じだった。

チェックインしたのが深夜2時、とりあえず寝る間に胸トレだけした。

Air Premiaの遅延を通して

以上がAir Premiaの遅延が発生した際に経験したことでした。
ぜひこれからAir Premiaを使う人は見返せるようにいいねやブックマークをしてください。

多くの人にとって遅延が発生したら、することがない上に予定が崩れて最悪だと思う。

しかし今回の10時間ほどの遅延は、ネットで仕事をしている僕にとっては無理やり仕事をする環境が用意された上に、タダ飯、タダ酒、タダ筋トレができて幸せでしかなかった。ストレス0。

以下の2つがそうさせた要因です。

・パソコンとネットがあれば仕事ができるから
楽天プレミアムカードのおかげでラウンジが使えたから

これが何もすることがなく、ラウンジが使えなかったら、成田駅に行ってヤケ酒してフライトを逃していたかもしれない。

緊急な予定変更が起きた際にプランB、プランCを用意しておくことが人生の豊かさにつながることが再認識できたトラブルでした。

とりあえず今回の海外旅をより良いものにしたいなら、脳死でプライオリティパスを入手することを強く推奨します✌️

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