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日々の旋律:自分史(2)

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小学校時代の思い出

最初の小学校

小学1年から小学4年まで、私は東京都内の最初の小学校に通っていました。この時期は人生の中で一番楽しかった時期かもしれません。近所の友達と毎日遊び回り、自由を満喫していました。外でボール遊びをしたり、夏にはセミやクワガタを捕まえたり、ザリガニを捕るのが日課でした。勉強なんてものは二の次で、友達と過ごす時間が何よりも大切でした。


転校

小学5年生になると、家庭の事情で別の地域に引っ越しました。東京都内の新しい小学校に転校したのです。新しい学校での初日はまるで異国に迷い込んだような気分でした。新しい友達と出会い、少しずつ環境に慣れていきましたが、転校先では少しいじめられることもありました。でも、そこは子供のたくましさで乗り切り、やがて新しい友達もできました。

転校先の小学校ではサッカークラブに入りました。サッカーを始めてから運動が好きになり、体を動かす楽しさに目覚めました。さらに、同級生と一緒に鯉や鮒を釣りに行くことも楽しみの一つでした。釣りを通じて自然と触れ合う時間が増え、友達と過ごす時間がさらに楽しくなりました。


習い事

この時期、母の勧めでピアノ、ソロバン、習字を習いましたが、正直に言うと、これらの習い事はまるで拷問のように感じていました。外で友達と遊ぶ方がはるかに楽しかったのです。習い事に行く日は、いつも「早く終わらないかな」と時計を見つめていました。


小学校時代を振り返って

最初の小学校で過ごした時期は、私にとって最も輝いていた時期かもしれません。毎日が新しい発見で、友達と過ごす時間が何よりも大切でした。新しい環境での生活にも少しずつ慣れていき、新しい友達と共に楽しい時間を過ごしました。

つづく

次回は、中学校時代の葛藤と希望についてお話しします。

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