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心の断片・軌跡(自伝)その2

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帰国後の生活

帰国後、和也はいくつかの仕事を経験したが、長続きしなかった。2015年には派遣でデータ入力の仕事を数ヶ月経験。2016年には工事現場の作業員として働き、孤独にコツコツと作業することの適性を感じた。2018年3月から2020年1月まで、契約社員としてデータ入力の仕事を続けた。


家族の介護と自身の挑戦

2020年、母が要支援となり、和也は介護を始めた。介護度が徐々に上がり、2023年11月には母が施設に入所。介護の燃え尽き症候群を経験し、精神的に辛い時期を過ごしている。


禁酒と再挑戦

2013年5月から2024年4月まで禁酒を続けた和也。しかし、2024年4月から再び飲酒を始め、コントロールに挑戦している。


現在の生活と未来への展望

現在、和也は自立支援を受けながら生活している。精神障害手帳3級を持ち、双極性障害と向き合いながら日々を過ごしている。ケアマネージャーのアドバイスで、母との関係を整理し、別々の人生を歩むことを決意した。これからも自分自身を見つめ直し、心の断片を拾い集めながら、新たな道を歩んでいきたいと考えている。


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