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【武将像】徳川家康

日本各地にある、様々な武将の立像・坐像・騎馬像をご紹介。
第三弾は、戦国時代を終わらせ平和な世をつくった徳川家康。


笠覆寺(笠寺観音)

所在地:愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83

竹千代と織田信広と人質を交換した、と伝えられる場所がこの笠覆寺。
数ある家康像の中でも、一番幼い姿。隣は織田信広でしょうか?

岡崎城

所在地:愛知県岡崎市康生町561−1

まだ松平元康と名乗っていた、若かりし頃の騎馬像。芸術的な佇まい。
自らの失敗を忘れぬようにと悔しさの滲む自らの姿を描かせた、
という逸話のある画像を立体化した「しかみ像」。
こちらは、晩年の落ち着いた雰囲気がただよう恰幅の良い像。
座れば出世できる(かも)と言われている、「天下人家康公出世ベンチ」。

JR静岡駅北口

所在地:静岡県静岡市葵区黒金町

人質交換で今川方の駿府へ移った、おそらく6歳頃の姿をイメージした竹千代像。
こちらは、将軍職を秀忠に譲り駿府入りした1607年、64歳頃の像でしょうか。

元城町東照宮(引馬城跡)

所在地:静岡県浜松市中区元城町111−2

浜松城築城した後の31歳、三方ヶ原の戦い時のお姿。
隣には、第二弾でご紹介した少年・豊臣秀吉の像が。
浜松城から決死の覚悟で出陣する、凛々しくも険しい表情。

駿府城公園

所在地:静岡県静岡市葵区駿府城公園1−1

本丸跡にある、格好よく鷹狩をするお姿の家康像。
江戸か大坂方面を見据えているのかと思いきや、目線は東南東方面。
こちらの方向には、自身を祀る久能山東照宮があります。

浜松城公園

所在地:静岡県浜松市中区元城町100ー2

浜松城本丸跡にある、「若き日の徳川家康公」像。
家康公が浜松城にいたのは、1570年から駿府へ移る1586年まで。
1573年の三方ヶ原の戦い前、30歳頃のイメージでしょうか。

浜松城公園
所在地:静岡県浜松市中区元城町100ー2


浄山寺

所在地:埼玉県越谷市野島32

1591年、関東入りした家康公が鷹狩の際に立ち寄ったという浄山寺。
こちらにあるのは、鷹狩スタイルの家康像。
その場で懐紙に三石を与える旨を書いたという
「鼻紙朱印状」というエピソードがあるゆかりのお寺だとか。

江戸東京博物館

所在地:東京都墨田区横網1丁目5−5

江戸時代を中心とした展示を行っている江戸東京博物館。
その北側に、ちょっと丸みを帯びた鷹狩姿の家康像があります。
ちなみに下にいるのは亀ではなく「贔屓(ひいき)」という伝説上の動物らしく、
家康のイメージと同じく「重きを負うことを好む」ことからデザインされているのでしょう。


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