見出し画像

「推し」てる友達|飯尾朋花

こんにちは、飯尾朋花といいます。
この度、『友達じゃない』という作品に出演します。

「友達」についての作品をつくるのに際して、中島さんも小澤さんも、それぞれの思う「友達とは」みたいな話をしていたので、私もちょっとしてみようかなと思います。

↓中島さんと小澤さんの記事もよかったら読んでみてください。
中島さんの記事
小澤さんの記事

友達について、私はあんまり友達が多いタイプではなく、かといって友達を積極的につくろうとも思っておらず、口先だけで「友達」という言葉を多用し、思ってもいない「友達ほしい」とか「友達もっとつくっておけばよかった」を連発して周りの人を困らせてしまう割と害悪めな人間です。
数少ない友達に見放されてしまうのを心のどこかで恐れながら、見放されない努力ができているわけでもなくだらだらと生きています。
数少ない友達、本当にいつもありがとう・・・かたじけない・・・

開口一番どでかネガティブからはじまってしまったわけですが、なにを隠そう私は友達とか恋人とか家族とかっていう人間関係の話題がめっぽう苦手です。
他人との深めの関わりについて話題が上がるとたちまちバッドに入ります。演劇は比較的人との関わりが主題になる作品が多いので、毎回ゲロゲロになりながら演劇してます。なんでそんなことを。

そんなこんなでゲロゲロいいつつも、せっかく向き合う機会をいただいたので、今回は「友達を積極的につくろうと思っていない」ことについて、なぜそう思っているのかを考えてみました。

振り返ると友達になりたいぐらい好きな人は結構身近にたくさんいるし、今までもいたんですが、その人と友達になるか・なったかと言われると微妙なことが多いです。そこにはいつも、「推し」という言葉が絡んできていました。

友達ではなく、推しにしちゃっていたなあと、思います。
ウィキで調べたら、推しとは、「主にアイドルや俳優について用いられる日本語の俗語であり、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のこと」だそうです。
人に薦めたいぐらい好感を持っていて、かつ身近にいたのに、友達にはならなかった人がたくさんいるなあと思います。

私は、好きな芸能人(推し)とかがいたとして、なるべくその推しに認知されたくないと思うタイプのめんどくさいファンなんですけど。だからリプとかDMとかファンレターとかラジオへのメールとか送れないし、街で見かけても声かけられないし、握手会とかサイン会があったとしても絶対に行かないんですけど。
そのめんどくささを身近な人にも遺憾無く発揮した結果が「友達を積極的につくろうと思っていない」なんだと思います。

思い返すと、友達として関わってくれていた人にも、「推し」という言葉を使って距離を置いていたというか、その人との関係をなかったことみたいにしちゃっていたかもしれないです。その時は、好意を表す言葉だと思って無邪気に使っていたけど。

すごく好きだけど、そこに自分が介入したいわけじゃない。好きな人たちが好きな人たち同士で楽しくやっているのを、こっちが認識されないくらい遠くから観測していたい。
文面でみるとめちゃくちゃこわいし失礼な思考ですね。向き合うことを放棄して自分勝手に好きをぶつけるとか。

最近は、むやみに身近な人を推しにしてしまうことはあんまりないんですけど、「好きなもの・人とはある程度距離をおく」というのは結構染み付いてしまっていて。

今回の作品で、そんな癖や殻をぶちやぶれたら、私にももっと友達ができるかな、なんて、そんなことを思ったりしています。

がんばりたいです!


いいへんじ
佐藤佐吉演劇祭2024参加作品
『友達じゃない』

2024年3月20日(水)~3月24日(日)
北とぴあ ペガサスホール

ご予約
https://www.quartet-online.net/ticket/friends
公演詳細
https://ii-hen-ji.amebaownd.com/posts/50629967

お読みいただきありがとうございます。みなさまからいただいたサポートは今後の活動のために大切に使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 お問い合わせ good.response.2016@gmail.com