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死んでるみたいに生きたくない!

「生きる」ってなんだ?
55年間、生きてきた。

中学生の頃のある時期、夜、寝る前になると
死ぬのが怖くてたまらなかった。

戦争が急に起こったらどうしよう。
お父さんもお母さんも、死んじゃったらどうしよう。
死んだらどうなるんだろう。
怖い、怖い。

お母さんに、「死ぬのが怖い」っていうと
「何バカなこと言ってるの!さっさと寝なさい」って。

思い切って言った言葉。
期待していたのは、「大丈夫だよ」って、ぎゅーっと抱きしめてもらえることだったのに。

あの頃の私は
全力で「私は否定される人間。母から愛されない子供」というレッテルを張って生きていた。

母親から愛されていない、いい子にしてなきゃいけないっていう思い込みで生きていた私は
大人になっても、ずーっとそれをひきづっていた。

慣れ親しんだ毛布みたいに。

楽しいこと、嬉しいこと、いっぱいあった。
でも、死んでるみたいに生きていた時期がいっぱいあった。
「愛されていない」
「そのままの私じゃ、愛されない」
一生懸命生きてきたけど、自分の中の「どこか」が死んで生きていた。

私を死なせていたのは、過去の記憶。
そこへの私の意味、意味付け。

今、その記憶への思い込みを外しながら
どんどん自由になっていってる。

母からの愛、今はちゃんと受け取っている。
父からは愛されている。
でも、母からは嫌われている。一生理解し合えないって思ってたけど
単に、私と父は思考パターンが似ていただけ。

で、「本当の私」を生き始めてからは
母ともそっくりだなぁって気がついた。

母は一般的じゃなかった。
変わり者だった。

子供の頃、私はThe 村!みたいな環境で育って
周りと違うことをするのはNGだった。
だから、いつも母のことが心配だったし、嫌だった。

なんのことはない、私も母とそっくりだ。

そして、愛されていた。
生まれた時からずーっと。

ほんとはいつも、ずっと、愛されてることに気づいたら
ほんとの自分が生き生きと、のびのびと命を吹き替えして
毎日が、楽しくて、楽しくて

大変なことがあって「もー、やだー」って言いながら
やっぱり楽しくって。

生きてる。
生きてるって楽しい。


子供の頃、辛いこといっぱいあって
「人はなんで生きてるんだろう」って一生懸命、考えたことがあって。

その時に出た答えは
「人は楽しむために生きている」
だった。

人によって答えは違うと思うよ。
結局、どうやって生きたいか?
どんな生き方を選んで、それを覚悟を決めて生きるか?だけなんだと思う。


好きに選べるっていいな。
ずーっと、長いこと、生き方は選べないって思ってた。
好きじゃない人生は死んだみたいに生きる人生。

どうせ生きるなら、思いっきり幸せに、生き生きと生きたい。
生き生きと生きていいんだよ。


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