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友人はそれを、「時効待ち」という。

ゴールデンウィークも終わり、心機一転新しいことに取り掛かりたいところだが、相変わらず家の中を片付けている。

春休みから本格的に始まったのだが、終わりが見えない。
いや、でも終わらせなければ!
で、

片づけることは、捨てること

と前回記した通り、使っていないものとサヨナラすることを中心に家の中を整理して行くのだか、

これ、どーしよー・・・

と立ち止まってしまうことは、当然ある。
まだ使うかもしれない。
又はもう使わないけど、懐かしすぎる。
そこで時間と脳みそが無駄に使われて行き、また片付けが嫌になることさえある。

そんな時、片付け上手な友人に相談してみると、「無理に今捨てないで、捨てられる時になるまで待てばよい。」と言ってもらった。

それを彼女は、

時効待ち

と呼んでるの、と教えてくれた。

なるほど、時効になったら捨てることが出来るようになる、ということだな。

そういえば、しょっちゅう旦那の転勤で引っ越しがあるという別の友人も、
「引っ越しが決まると、いつも2週間位泣きながら徹夜続きで荷造りしてた。
もうそんな生活は嫌だ!と今はいつも物を少なくしているの。」
と言って遊びに行かせてもらった家も、キレイだったな。
そして、玄関にだけちょっとゴチャゴチャ物が置かれていた。

「これね、捨てようかな、どうしようかな?という物たちなの。」

そうか、今思えば、時効待ちの物たちを外に近い玄関に置いといて、いつでも旅立たせられるように準備していたんだな。

時効待ちスペースを作っていた彼女は、さすがだ。

さて、私もまだまだ、頑張ろうっと。

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