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Lビザのグレースピリオド中に運転免許を取り終えた(カリフォルニア)

(写真:日本のスタバでこの記事を書こうと思ったらたまたま熊さんのシールをもらえた。カリフォルニアっぽいし添えてみた)

2022年9月に渡米し、2023年5月にようやくカリフォルニア州の運転免許証を取得しました。今後も身分証として使えるReal ID🧸です。

取得までの流れは夫ことぴかしやお友達のさきさんの記事にあるとおりなのでぜひそちらをご参照ください!(実際私もかなり参考にさせていただきました。同じ内容を再度書くかわりに、リンクさせていただきます🙏)

ここでは、紹介した記事にないことや自分ならではの体験を書き記しておきます。

免許取得中のレイオフによりビザが切れた

筆記試験を終えて仮免許を取ってから、実技試験を経て本免許を取るまでの間にレイオフされてしまいLビザが切れました。そこからは60日間のグレースピリオド(Grace Period)ゆえ帰国準備をしながらアメリカに残っていたのですが、無事その間に実技試験の受験および免許証の取得をすることができました。

タイムライン

  • 2022.11.23 仮免取得

  • 2023.03.31 退職 (Lビザが切れGrace Periodスタート)

  • 2023.05.09 実技試験合格、本免取得

  • 2023.05.21 免許証受け取り

事実として上記のタイムラインで免許証を受け取ることができたものの、カリフォルニア州におけるグレースピリオドの扱いについて、私の貧弱&雑な情報収集能力ではビシッと結論を言い切ったソースに辿り着けていません。

移民局(USCIS)のファクトシートには「州によるからお近くのDMVに相談してくれよな」といったことが書かれており

https://www.ice.gov/doclib/sevis/pdf/dmv_factsheet.pdf

DMVのサイトには「運転免許証や身分証明書はアメリカに合法的に滞在している人に付与できます」とあります。

特に、私の場合はプロセスが進んでいる間にビザが切れたケースであり、ビザが切れた後にゼロから申し込みとなるとまた話が変わってくる可能性があります(そんなことをやりたい人がいるのか分からないけれど…)。はじめに筆記試験の申し込みをする段階で身分やアメリカへの滞在を証明する書類の提出を求められたので、そこのチェックにてグレースピリオドがOKとなるかは分かりません。結局、お近くのDMVへお問い合わせくださいということになります…。

使ったドライビングスクール

日本でも免許がなくアクセルとブレーキくらいしか知らなかったため、何度も練習することになるだろうと比較的お安いスクールを選びました。
チョイスが正解だったのかは…怪しいです笑。現に途中でスクールを変更して2校経験しています。

「おや?合わないかな?と思ったらすぐ別のスクールを試そう」というのが得た教訓です。

1校目

もちろん先生によるでしょうが、あまり合っていなかったと後から気付きます。

まずはとにかく練習ということで、基本的な車の操作方法(エンジンのかけ方、シフトレバーの使い方、ライトの付け方など)をほぼすっ飛ばして車道へ出るスタイルでした。

1番の問題は先生が英語ネイティブではなかったためにルールの説明がよく分からなかったことです(おそらくヒンディー語ネイティブで、インドからの生徒さんにはばっちりなスクールだったのかと思います。ミスマッチ感すごい)。例えば「2台の車」を「2 people」と表現しながら話をしてくれて理解に時間がかかる、みたいなのがしょっちゅうでした。私の非ネイティブ英語も伝わっていなそうな時があったし、お互い大変だったのかもしれません笑。

とは言え、「まぁこんなもんかな」と妥協しこちらで7回くらいレッスンを受けていました。もちろん何も学べなかったわけではないものの、思い切ってスクールを変えた後にいかに非効率だったかが分かりました。

2校目

こちらのErikのレクチャーが親切で分かりやすく好きでした。
最終的に実技試験で合格したときもErikが連れて行ってくれた日で、リラックスして挑めました。

もう1人別の先生にも教わりましたが結構厳しめで、私には仏のようなErikがとてもマッチしていました。YelpではNickという先生が絶賛されまくっており、指名も可能なのでErikかNickに頼んだら安心な気がします。

ただ、このスクールは予約管理が杜撰で、返事がずっと返ってこないこともありましたし、大事な実技試験の日に予約時間を間違えられていて「あのさぁ…」ってなったこともありました。

Forward Driving Schoolには2回の実技試験を入れて合計5回お世話になりました。

ドライビングスクールにかかった費用

計算したら12回のレッスンで合計1750ドル使っていたようです。25万円弱ということで日本の教習所くらいかかってるのかな…。どビギナーだったのでやむなしでしょう。

※最初のスクールが練習1回140ドル(4回目から130ドル)、
次のスクールが練習1回150ドル、DMVでの実技試験の日は180ドル

試験を受けたDMVと結果

  • 1回目 Los Gatos: 不合格

  • 2回目 San Jose: 合格

1回目は赤信号での右折をするときに対向車が来ていたということで一発アウトでした(あかん)。「そもそも赤信号で右折する必要ある???」って逆ギレしそうになりました。
2回目は合格だったとはいえ、15回までミスってOKなところをたっぷり12回も減点されていて、今後が心配です。基本的に進むのが遅いって言われました。

Los Gatosは受かりやすいと言われているのも聞きますが、街が狭くて特殊なので現地で練習した方が良さそうだなという感想でした。夫に勧められたSan Joseはあまりトリッキーなところもなく、サウスベイで暮らす自分には見慣れた風景・道路という印象でした。

目の色・髪の色

免許証には目の色・髪の色・身長・体重が記載されています。本人確認の手がかりにするようですが、色については何を選んだら良いのか若干悩んだので触れておきます。

日本人は大体「black hair」「brown eyes」を選ぶのが妥当なようです。black eyesにしてしまうのがあるあるとのことですが、我々の目は茶色とみなされるそうです。

このあたりのプロフィールは仮免取得に向けた筆記試験申し込みの際に入力します。

仮免を取った日に淡々と感想を述べながら歩いた動画も一応貼っておきます笑。

以上、結局免許を活用できぬまま日本に帰国している私でした。絶対カリフォルニア戻るでー!
あと、ベイエリアで日本人向けのドライビングスクールビジネスは儲からないのだろうかと気になります。

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