見出し画像

あの人覚えているんかな?問題

人口が少ない田舎町で暮らしていると、知り合いの輪が狭い範囲で広がっていきます。

子どもの学校だったり、習い事だったり、ワイン界隈だったり、学生時代からの繋がりだったり、前職の繋がりだったり、飲食店で知り合った方だったり、きっかけは様々ですが、どこかに出かけるたびに会釈する関係の人と遭遇するようになります。

お互いがお互いを完璧に認識していればよいのですが、こっちが覚えていて向こうが覚えてなかったり、向こうが覚えてくれててこっちが相手のことを覚えてなかったりと、歳を重ねるとそういった関係も増えてきます。

また、話したくないタイミングで声かけられたり、微妙な関係の人に話しかけられたりすると逆に気まずくなるケースもあります。

そうは言っても、運やチャンスは人を介することで訪れるので、多少面倒でも自分が少しでも覚えている人には自ら声をかけるようにしています。会話やコミュ力の向上にも繋がりますし、多少自分にストレスをかけて成長してやろうって作戦です。

しかし、これは自分がどんな場所でも爪痕を残しているって自負と自惚れがあってこそ出来るわけであって、ファーストコンタクトで如何に存在感を顕示しているかが大前提だったりします。

つい先日、こんな事がありました。

とあるお店のイベントにボッチ参戦していたのですが、とあるテーブルの全員がこちらを凝視している気がして、「あれ、どこかで会った人たちなのかな?」と人物記憶フォルダを素早くスキャン。そのうち、二人はなんとなく思い出せたのですが、他の人は全く記憶になかったので、「向こうが覚えてくれてるだけかな」なんて脳内処理。

そして、主催者を介して自分が覚えてた二人に話しかけたのですが、なんと「えっ、あなた誰ですか?」状態でその場が凍りつきます。

「えっ、〇〇さんですよね?」

って聞くと「いやいや違いますよ(怒り)」なんて結果の大失態。

いやはや、自分のことは大抵覚えてくれているって自惚れと、過度な馴れ馴れしさをもっていると火傷するって話でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?