書く仕事について
私は文章を書くのは上手な方ではありませんが、ブログや書籍出版において、紛いなりにも収益を出せております。
故に、文章力の向上や探究は、ストレスのない範囲でアップデートさせているのですが、仕事の幅を広げることができないかと、先日こんな本を読みました。
この本は文章術やテクニックを学ぶ本ではなく、書く仕事としての実態を著者の経験から語られている内容です。
端的にいうと、発注を受けて書いた商品を納品する仕事と、自分の作品を創って発表する事の違いを説明されております。
私が行っているのは後者(自分の考えを発信)しているので、「ライター(受注納品)」の実態を知れた事は勉強になった反面、自分じゃできないわと悟りました。
しかし、ライターの仕事は、扱われるメディアによっては報酬が高く、取材先や編集者と密に関わるので、知力や人間力も身につくようです。
結局は「発注する側」だったり、「自分の作品を持つこと」が書く仕事のゴールだったりしますが、土台は大事だと痛感させられます。
実際に、著者はテレビ局のADからキャリアをスタートさせ、専門ライター→フリーライター→コラムニストへと移り変わっています。
以前ポッドキャストでも語っておりますが、原液(知力、経験、技術)が濃い人があえて薄めて(分かり易く)書く文章と、原液が薄い内容をそのまま飲ませている文章では、表現の幅にレベル差があります。
経験だけでも良いもの書けないし、テクニック駆使しても面白いものは書けない。
自分が武器としているのは着眼点(捻くれた視点)だけなので、危機感もって書くトレーニングを行ってるのがこのnote毎日更新の理由ってわけです。
また、人から聞く話は一次情報として吸収できることが多いのですが、最近は居心地の良い間柄の関係に留まっていました。もっと初めての人と出会い、話さなくてはですね。
傾聴力と取材力
今週末は初めて庶民のワイン研究所にゲスト出演される方がいますので、取材するるマインドで予習しておきます。
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