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全方位外交の弊害

不特定多数に向けた発信だと、オブラートに包んだ内容になってしまい、自分の考えをフルバーストで伝えれなかったりします。

本当に世の中に訴えたいことや、もやもやしていて吐き出したいことを言えている人の話は面白い反面、気分を害してしまう人を生み出してしまいます。

例えば、「タバコ吸ってる人嫌い」と発言して実は仲良くしてくれてた人が隠れ喫煙者だったとか、「未だ現金使ってる人ってどうなん」とか言うと、実は現金主義の方が多かったりとか、自分の常識で共感を取りに行くと、反対側の意見から嫌悪を増殖させてしまうのです。

政治だったり、宗教だったり、ワクチンだったり、マスクだったり、デリケートな問題は言わずもがなですが、映画や漫画の好みだって同じです。「好き」と主張する分には敵を作らないですが、「否定」をすると敵を作ってしまいます。

しかし、大きな共感は得てして

誰々好き<<<誰々嫌い

なので、仮想敵を作って仲間意識を深めるのが現代における友達作りの鉄則になっている気がします。

すなわち、全方位外交的な発言しかしていないと、深いファンなんてつくれないし、面白みはないということ。

私の場合は「気取ってワインを飲んでる人達」や「ファッションワイン好き」を仮想敵として庶民のワイン研究所を活動させていますし、「詐欺まがいな情弱ビジネス」を展開している人や「日和見主義」でリスクを回避している人を批判し、庶民の商売研究所を成り立たせています。

その分、そっちサイドで活動されている方には嫌悪されるだろうし、そっちサイドの権威者グループに目をつけられると、再起不能まで追い込まれるリスクを背負って活動しています。

が、まだまだ怖気づいて「本当に言いたいこと、伝えたいこと、発信したいこと、訴えたいこと」は未だ浄化しきれていません。

飲んでいる席の終盤戦ででてくる「ホンネ」。

これを公開できないからこその「メンバーシップ制度」なんだとあらためて感じます。

色んなオンラインサロンに加入して感じますが、規模が膨れるとディープ感はなくなります。すなわち庶民の研究所シリーズは「現在」小規模だからこそ実現できるディープな話ができるというわけです。

有料音源もそうですが、やはり空気感で聞ける生の声はまさに、飲んでいる席の終盤戦ででてくる「ホンネ」。

商売研究所は月額500円から、ワイン研究所は月額1200円から。

皆様のご参加お待ちしています。



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