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攻めてダメなら帰ればいい

今日は仲のいい女社長友達とお昼から夕方までメチャクチャ真剣に喋って社会勉強する日を過ごした。というのも私が相談したいことがあると昨日連絡したら「深夜3時までならいつでも大丈夫なので今夜ドライブします?」なんて誘ってくれるスゲー優しい魅力的な女性だ。

さすがに申し訳なさすぎたから別日にしようと伝えたら翌日である今日の早朝に「ご飯でも食べましょうか」と誘ってくれて11時30分に待ち合わせてランチに行った。

彼女には本当に各方面でお世話になっていて頭が上がらないんだけど、友人としても仲良くしてくれ、仕事の相談から個人的な相談まで乗ってもらうことが多い。そんな中で印象的なことを言っており、響いたので今日はそれをここに書き示していこうと思う。

まーまず私の相談内容を雑に要約すると「目標のために大きくリスクを取って(割とデカイ)挑戦しようか悩んでいる。」といった感じだ。このコロナ時期は守りに徹することを先月末に心に誓って1ヶ月ほどそのつもりで行動してきたわけなんだけど、ここに来て新たな道が見えてきて、身の振り方を固めねばといった感じだった。

実はこの相談、他3人くらいにしてみたらほぼ同じ答えが返ってきた。ただ3人とも2-4年以上かなりの濃さで関係値がある人たちだったので全然違った角度からのアドバイスがほしいなと思い、知り合ってまだ半年も経たないけど一緒に仕事をさせてもらって意気投合し、友人としても仲良くなった彼女に相談してみようと思った次第だった。するともう本当に期待通り違った角度からの話をしてもらった。

「私、会社つくったときから財布にいつも6万円入れてるんです。万が一会社を潰すってなったら6万円払えば潰せるっぽくて、ダメだったら帰れる道を常に残して挑戦するようにしています。」

「だから、ダメだった時に帰れる場所を確保できていればどんな挑戦だろうとやってみる価値はあると思います。」

※そんな彼女の会社は4期目

これは、ブルドーザーのように前だけ見て突き進んでしまう私にはパチンと音が鳴ったような気がして、確かにと首をブンブン振り回してしまった。(犬みたいだけど人間です)

誰かのアドバイスを鵜呑みにするとか、そういう話ではないんだけどこれは割とストライクでまさに別角度からの意見としては最適解だった。

攻めだけではなく、撤退条件がはっきりしているのは経営者としてかなり重要なマインドだと思う。最初に決めて置かなければズルズルと赤字を垂れ流して二進も三進もいかない状況になるなんてことはよくあるっぽい。(世の先輩方がたくさん見てきたと言っておられる)

そういった点で考えた時に、こんなご時世だからこそ守りや撤退ラインがきっちり決まった状態で攻めるというのは改めて超超超重要だと思ったし、ふんわり理解しているだけでなく、きっちり締めて進む重要性を教えてもらった気がした。

そんなこんなで話が終わり、激感謝をしながら店を出たらヒョイッと紙袋を渡されて「コレ、良かったら食べてください!」と高級そうなフランス菓子がでてきた。なんとも、ランチ代のお礼らしい。(忙しい彼女にわざわざ来てもらって私の都合で時間をもらい私の食べたいものを食べに行ったから会計は私が払った)

「多分払わせてもらえないと思ったので買ってきました」

ええエエエ、そんなことある!?!!????なに、え、マジ!???!?エスパーなの?宇宙人なの?神様なの?

(いや、え。私が相談乗ってもらったのに?え、私が時間いただいたのに?なぜ私がプレゼントをもらっているんだ!?!??!!!!)

と5回くらい自分にツッコミを入れたんだけど、私も気持ちのお礼と思って準備しておいた手紙とオススメのアロマお香をミニ封筒に入れたものをプレゼントした。

(マジで手ぶらじゃなくて本当によかったァ〜〜)

と思いながら2人で歩いていたらガラス窓越しに綺麗なお花が並んでいる花屋を彼女が発見した。

「家にお花とかって飾っていますか?」と聞かれた。「今は観葉植物しか飾ってないけどお花は飾ります!」と答えたらそのまま店内に入っていって「白いお花が似合うと思います」と言ってそのままレジに持っていき

「お香のお礼です♡」

と言ってそのまま大きなお花を渡された。もうこの時点でこの人なに言ってんだろう、この前マサイの申し子(視力2.0以上あるらしく)と自分で言ってたけどマサイどころか釈迦の申し子なんじゃないかと思って神の隣を歩いている気持ちになった。

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なんか先読みの力がとんでもなくて、お香なんて大した価値じゃないのにそんなものに大して大きな花束を贈ってくれる彼女は本当に過去生でいくら分の徳を積んだんだろう。メチャクチャ大きな愛をもらってしまった。

その後はウロウロして最後はカフェでべらぼうに語り合った。そりゃもうべらぼうに。今日という日も仲がさらに深まってしまった。

こんな素敵な人間がそばで各方面で相談にのってくれるのが嬉しすぎて、楽しすぎて、会社つくってから初めてできた女社長のお友達である彼女と今後も仲良くしていきたいなと心から思うのでした。


■追記
ちなみに、彼女は現在25歳でTwitterのフォロワーとして5.3万人のファンを抱えながらデザイン企画会社をやってます。(法人に対しても個人に対しても影響力があるってすごすぎ)今年は自社ブランドのD2Cにもチャレンジするらしいです。もしデザイン関連でお困りの方いらっしゃったらご連絡ください!
※人は選びますがご了承あれ♡


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