【小説版】まんがでわかる7つの習慣④

第3の習慣 最優先事項を優先する

人が行動を起こす際、その判断の基準とする拠り所として4つに分けられたふるいにかけられる。

その4つの領域とは、

Ⅰ 緊急で重要なこと
Ⅱ 緊急ではないが重要なこと
Ⅲ 緊急だが重要ではないこと
Ⅳ 緊急でも重要でもないこと

【小説版】まんがでわかる7つの習慣 フランクリン・コビィー・ジャパン監修 山神碧文

に分けられるのであると…

そして、誰もが犯しがちなのは、行動をマネジメントするにあたって、
Ⅰ緊急で重要なことからタイムスケジュールを組み上げてしまう事だと仰られている。
時間管理をするにあたり、
Ⅰ緊急で重要なことから取り組んでいる限りにおいては、
Ⅰの処理に追われ続けるだけの生活に縛られてしまうとのことである。

ここに大きな落とし穴が潜んでおり、
Ⅱの緊急ではないが重要なことを先延ばしにしていくことで、
やがてはⅡがⅠへと格上げをせざるを得ない状況に直面してしまうのだと…

そうならないためにも、
Ⅱの緊急ではないが重要なことを優先してスケジュールを立て、
残りの3つの領域のタスクを減らしていくように、
行動習慣を改めていくべきであると述べられている。

以下に、
4つの領域のそれぞれに当てはまるタスクの例を引用させていただく。

Ⅰ 締め切りのある仕事、大事な人との急な約束、病気や災害
Ⅱ 人間関係づくり、仕事や勉強の準備や計画
Ⅲ 日々の電話や会議・報告書、重要でないメールの返信、突然の来客対応
Ⅳ 待ち時間、テレビやネットを見続ける、だらだらとゲームや携帯電話を使う

【小説版】まんがでわかる7つの習慣 フランクリン・コビィー・ジャパン監修 山神碧文

そして大事なのは、
自分の立場や役割とそこから果たすべき目標を明確にする。
その上で、
先延ばしになりがちなⅡの緊急ではないが重要なことに当てはまる項目を、
役割ごとに2、3、週単位でスケジューリングし、
実行していくことだと仰られています。

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