【小説版】まんがでわかる7つの習慣①

本書籍は、序章を含め全8章で構成されています。

平凡な4人家族の日々の些細な諍いやそれぞれが抱える苦悩、
お互いに対するわだかまりにスポットをあてて、
世界的に学ばれている成功哲学である『7つの習慣』のメソッドでそれらの問題に向き合い、そしてこれらを活用して、
真に価値のあるを人格を手にすることで、成功と幸せを掴み取ることを目的とした書籍となっています。

この7つの習慣を提唱した、スティーブン・コビィー博士は、
謙虚、勇気、正義、勤勉、節制などの価値ある人格を手に入れること
つまり、「人格主義」の発想で自分を変えることこそ、
真に人生を明るく豊かにする方法だと仰っています。

人格を高める行動を習慣として身に付けるには、
「知識(なぜ必要か、何をするか)」「スキル(どのようにするか)」「意欲(習慣にしたいという思い)」が必要だとも仰っています。

人は誰しも過去の経験や知識を参照して世界を見ている。
どんなに「自分は客観的な人間だ」と信じる人でも、
「事象を自分が見たいように見ている」という呪縛からは逃れられないのだそうです…
この心理に気付かない人は、自分の正しさを疑わないからものの見方が狭いとのことです。

いい結果を得たいなら、
「See(ものの見方)→Do(行動)→Get(結果、得るもの)」の循環を変える。
そして、出発点の「See」を変えるしかないと述べられています。

「See(ものの見方)」にあたるものが「パラダイム」。
物事を見るときに基準となる考え方の事だそうです。
人は皆自分のパラダイムを持っていて、それが行動や態度の源になるのだと…

「パラダイムシフト」で人生を変える
パラダイムを原則に基づき転換させる。
原則とは公正さ、誠実、勇気など、普遍的に誰もが認める価値で、
そういう原則に基づいたパラダイムで見て行動するということです。

自分は正しく相手が間違っているというパラダイムでは何も変わらない。
自分の外側(アウトサイド)が変わらないと結果も出ないと思うのは「アウトサイド・イン」という考え方。
そうではなく、
自分の内面(インサイド)、つまり考え・見方・人格・動機が原則に沿っているかを意識し、行動と結果を変えるのだ。
この姿勢が「インサイド・アウト」。

【小説版】まんがでわかる7つの習慣/フランクリン・コビィー・ジャパン監修 山神碧文

コビィー博士は7つの習慣の前提として重要視しているのだと述べられています。

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