震災から26年

こんにちは。
株式会社Kanatta代表取締役社長の井口恵です。

阪神淡路大震災から26年。
今朝のニュースを見て、もう26年という月日が経ったことに驚きつつ、決して忘れてはいけない出来事だと噛み締めました。

特に心に響いたのがこちらの記事。
何年経とうが震災を経験した方の心の傷が完全に癒えることはないことを伝えてくださっています。

26年前の今日

震災の日、私はアメリカ東海岸のコネチカット州にいました。
日本が大変なことになっていることを知ったのは地震が発生してからしばらく経ってから。

私も実は大阪生まれなのですが、親戚がほとんど関西に住んでいたこともあり、心配しつつ、遠くからみんなの無事を祈るばかりでした。
幸い私の親族は全員無事だったので、地球の反対側で何が起こっていたのか幼い私が詳しく知ることはありませんでした。

数年後、アメリカに遊びに来てくれた従兄弟に震災のときの様子や、すぐ近所に住んでいた親友を亡くした話を聞き、そんなに大変なことが起こっていたんだと初めて実感しました。

東日本大震災

自分自身の体験を持って震災の恐ろしさを感じたのは東日本大震災のときです。
当時の私は社会人1年目。
一足早く入社していた後輩と一緒に決算の準備をしていたときに突然地震がきました。

思い返せばあの頃は頻繁に地震が起こっていて、その日も「また地震か」くらいに思っていたのですが、だんだん大きくなる揺れに次第にみんなパニックになりました。
特にドイツ人の上司は初めて経験する地震に慌てて、まだ揺れている最中にビルの17階から階段を降りて行ってしまったほど。

当時、私がいた神奈川県の震度は5くらいだったと思います。
それでもかなり揺れ、テレビや携帯も繋がらなくなったので何が起こったか分からず、不安に苛まれたことを覚えています。

交通機関もすべて止まり、みんな立ち往生していましたが、私は幸運なことに近くに住んでいる友人が実家でかくまってくれました。
その日はたくさんの人が徒歩で自宅に帰ろうとしていたので、かなり道が混んでいて、友人の家に到着したのは深夜でした。

友人宅でテレビを見て、初めて何が起こったか把握した時は、テレビに映っている津波の様子がとても現実のものとは思えず、ただただ驚愕するばかりでした。

二度の震災を経験して

まだ33年間しか生きていない中で、大きな震災を二度経験し、その恐ろしさは胸に刻まれています。
ただ、今では日常が戻り、記憶がだんだん薄れてしまっていることも事実です。

震災の日を迎えるたびに思うことは、今の日常が当たり前ではなく、このような日々を送れていることに感謝しなければいけないこと。
そして何より、震災で命を落とされた方々の分も全力で生きる責任があることです。

また同じような災害が起こることは正直考えたくないものの、自然災害はいつ発生するかわかりません。
今までは周りの方々に助けてもらってばかりの私でしたが、次になにか起こった時には少しでも自分自身が人の助けになれるよう、日々力をつけていきたいと思います。

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