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アーティストが子育てと創作を両立するためにやるべきことをまとめました。

こちらの記事は、既婚・絶賛子育て中の芸術(演劇・ダンス)に携わる女性が書いています。

この記事は、

・芸術・文化方面にかかわる人
・フリーランス(個人事業主)
・女性
・既婚者(あるいはパートナーと人生を共にしている人)
・子育て中の人
・将来、結婚・出産の予定があり且つ創作も続けたい人
・ライフイベントを通過する創作者の例が少なくて困っている人
・アーティストの結婚・育児事情を知りたい人


におすすめします。

内山茜と申します。
現在、育休を終え、文化・芸術界隈(舞台芸術・ダンス・演劇・映像)で細々と作品制作をしています。

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友人の結婚がきっかけで、この記事を書くことになりました。

事の経緯ですが、先日、友人の入籍を知り、結婚祝を贈ることにしました。本人に欲しいものを聞いた方がお互い幸せかなと思い、尋ねたところ、

「アーティストとしての活動と結婚・妊娠・出産・子育ての実践についてまとめたものがほしい」

と言われました。
このようなことを言われるのは初めてでしたが、それも面白いかなと思い快諾しました。

そうは言っても、わたしはこれまで再現性があまりないであろう人生を歩んできています。試行錯誤を重ねている最中で、現在進行形の道半ばでもあります。すべての人に当てはまる正しい答えではないかもしれません。

ですが、これを読んだあなたがもし、今後同じようなライフイベントに出くわした時、「あんなやつでも作り続けてるから、自分もいけるっしょ」と思ってもらえれば幸いです。


まず、私の現在までのライフイベントについて簡潔にまとめます。

2018年3月大学院修了、結婚&妊娠
2018年5月妊娠に伴う体調不良のため仕事(ヨガインストラクター業)をお休みする
2018年11月第一子出産&育休突入
2020年4月復帰

企業に務めた経験がなく、基本ずっとフリーランスなので、所謂“社会人経験”は全くありません。

私が置かれたこのような状況を踏まえ、創作の現場とつながり続けるための実践についてお伝えします。
私は女性なので、女性側からみた視点で書いていることが多いです。また、あくまでも私個人の選択をお伝えするので、自分は違うなと思ったらそこはスルーして、あなたに合いそうな部分を適宜参考にしていただければと思います。ご承知おきください。

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