こどものひとりぐらし

毎日元気に遊びすくすくと成長した私は小学生になりました。おめでとう私!大きくなったね。ここからは人生が3倍に濃縮され始めます。楽しみだね!

この頃から両親が飲み屋を始めます。程々の大きさの居酒屋で、毎日仕事帰りのおっさんとかなんの仕事してるか分かんないおっさんとかで賑わう場所でした。父が長年やりたかった事だったそうです。食べ物もおいしいと評判でした。

居酒屋ですから、夕方から夜に開いているんです。しかも近いとはいえ店舗と家は別の場所にありました。小学校生活と同時に私の半一人暮らし生活が始まります。今だったらマジで児童相談所案件です。

半分一人暮らしの私の一日

7じ おかあさんをおこす(朝ごはんが無い、身だしなみを自力で整えられない)

母を起こす為に大きな音を鳴らすのでよく父にキレられていました。父はそのまま起きてきません。

8じから15じ がっこう

15じ きたく

15は両親が家で身支度をしているので帰宅の挨拶と共に両親を見送ります

16じから21じ てれびをみる、げーむをする、まんがをよむ

?じ よるごはん(店の混雑状態によってすごく差がある)

21じから22じ ねおち

お分かりいただけただろうか。「おふろ」の時間が無いことを…。当時の私はお風呂は一週間に一度入るものだと思っていました。毎日同じ服を洗わずに着ていましたし、寝落ちしているので歯も磨いていません。店の切り盛りが忙しく、自分の子供の管理が出来なくなっていました。

因みにこの時怠った歯磨きによって大人になった私の歯はボロッボロです。歯磨きは大切。これ以上ボロボロになりたくないので今はちゃんと磨いています。今更遅いかもしれないけど。



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