【実践レポート】親子のクオリティタイム #1

◆まずはじめに、クオリティタイムとは?

子どもと1対1で!毎日20分間!真剣に話を聞く!(アクティブリスニング)時間のことを指します。

その間、テレビ・スマホ・時計は見ないこと。家事をしながら聞く、などのながら聞きではなく、体も心も子どもに真剣に向かっている状態であることが大切です。

子どもが二人いる場合はひとりに対して20分ずつなので合計40分のクオリティタイムとなります。


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◆実践レポート #01

私は二人の子供がいます(年長・年少)。週末はそれぞれ20分、合計40分の時間を取ることはできるのですが、平日はなかなかできませんでした。平日に20分作るぞ!と決めて行動をした結果、予想以上にとても良い変化がありました。


●平日20分を作るためにしたこと
・夜8時〜9時の1時間はスマホを触らないを徹底!(スマホは本当に時間泥棒やで・・・)


●具体的に何をしたのか
・私:娘とお風呂に入り話を聞く→娘が終わり次第、息子とお風呂で話を聞く
・夫:息子とプラレールで線路を作りながら話を聞く→お風呂から上がった娘の話を聞く
このお風呂タイムを使って、夫婦で20分ずつ取るようにしました。この時も真剣に子ども達の話を聞く!を意識して話を聞きました。


●これまでの子ども達の様子
・就寝直前は甘えたくてぐずぐずモードに入り、準備が進まず就寝時間が遅れる
・きょうだい喧嘩が始まる
→そして親もイライラして怒る、お互いにいい気分でないまま就寝して親は罪悪感で眠れないループに入り次の朝を迎えます・・・


●子ども達の様子
・就寝準備をしている間も全くぐずぐずすることなく、子供たちそれぞれがやりたいことに集中して楽しんでいた
・寝室を整えたよ、と一声かけただけで子供たち二人だけで寝室へ行き絵本を読んで仲良く過ごしていた


●感じたこと
・子どもたちがとても嬉しそうで満たされていた
・就寝直前のぐずぐずモードやきょうだい喧嘩が一切起こらなかったことに驚いた
・私だけではなく夫も大変驚き、夫婦で効果を実感し、この時間の大切さを共有できた
・平日でも合計40分を作ってあげることができた!という達成感

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フルタイムワーママなので、子供二人それぞれに平日20分(合計40分)を作ることが本当に難しいです。しかし、今回スマホを置けば時間が作れたというなんとも簡単な理由でした。
思っていた以上にスマホを触ってしまっていたのだなと反省しています。
この日はたまたま夫も早く帰宅でき、それぞれのクオリティタイムを作ることができたのですが、普段のワンオペ育児の時にどうやって20分を作っていくかは今後の課題です。まずはメモ書きでどうすればワンオペでもクオリティタイムが作れるか!?のアイデアを出していきたいと思います。

このクオリティタイムで親に真剣に話を聞いてもらった子どもは心の安全基地ができます。安心できる場所があるので、心が安定し、のびのびと育ち、どんどん学んでいくと【0秒思考】の著者 赤羽雄二さんから教えてもらい我が家で実践中です。

たった一度意識をしてクオリティタイムを作っただけで、その日の子ども達の表情も雰囲気も発する言葉も穏やかで優しくなりました。

この変化に一番、驚きました。

親子のクオリティタイムを続ければ、子どもの寝顔を見ながら反省して「ごめんね・・・(涙)」となる夜の一人涙の反省会や「自分はなんてダメダメ母ちゃんなんだ!!」というループからも脱出できるという希望を持つことができています。


赤羽さんの言葉が今の私の原動力になっていて、試してよかったなと思っているのでその言葉もここに。

「騙されたと思ってやってみる」

「今日だけやってみる」

「できるとこからやってみる」


5分だけでもいいので、親子のクオリティタイムを騙されたと思ってやってみてほしいです。


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