家族の時間

3月31日で夫が長年勤めた会社を退職。

それまで0時過ぎにしか帰宅しなかった夫が、毎日毎日家にいる。(といってもまだ2日しか経っていない)

娘は遊び相手がいないと一人遊びをするタイプではない。いつでも話を聞いてもらいたいし、遊び相手がいないとすぐに「おなかすいた」という。

「テレビに子守をさせないで」というキャッチフレーズ。
小児科へ行くたび、壁に貼ってあるポスターを見かけ、そうよね〜と納得。なるべくテレビを見せずに頑張っていた。

しかし、、、
やはり家事が進まないイライラ。
自分のペースで物事を進められないストレスが溜まり、ムダに声を荒げることも増えていく。これではお互いによくないな、と、タイミングを決めてテレビのお世話になるようになっていた。

そんな中、娘は幼稚園の春休み。コロナウイルスのために自宅で過ごす時間が増えたことに加え、夫も退職。家族で過ごす時間が急に増えた。

時間があれば遊んでくれる夫。
そのおかげで
ご飯の準備や洗濯掃除が自分のペースでできるようになった。
おうちヨガをやる時間ができた。
娘に作りたかった洋服を作る時間ができた。
こうして文章を綴る時間を持てるようになった。

ありがたや〜

そして一番増えたこと。

娘の笑い声。

大きな声で朝から寝るまで、よく喋り、よく笑っている。

私ひとりの時には、どうしても遊び相手をしながらも他のことが気になり、
「あーそろそろ片付けたい」
「ごはんの準備始めないと」
「洗濯物片付けたいな」
「部屋の片付けしたいー」
他にもたくさん。
心ここにあらず的な対応しかできていないのだと思う。

夫はこどもの遊び相手役が上手。
一緒になって遊んでいる。
いい意味で、家のことなど気にしてないから、遊んでいるその瞬間に集中している。
うらやましい。

コロナウイルスのことで世間は不安も多いが、
いまはこのタイミングで、できることを見つけていきたい。

娘の笑い声に感謝。
その笑い声を引き出してくれる夫にも。