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「私は本当にシチョウを知っているのか。」せき教室のすごい補講2021/04/02金

インストラクターの関です。4月ですね。


「せき教室のすごい補講」4月2日金曜編です!

前半無料の第一回もどうぞ!

現在、「初台囲碁クラブ」 金曜、18時~22時

   「平井の本棚」 2F 奇数週の水曜、19時半~21時半

二か所で「夜教室」をさせていただいてます。​入門~初段クラスですが、有段の方もいらっしゃいます。

そこでの解説や指導碁のときに、言ったこと、言ってないこと、言い忘れたこと、あとから気づいたこと・・・毎回テーマに沿って、考え方と碁盤の見方のコツをご紹介します。

毎回3000字前後・盤面は15図前後です。

・この日は教室に行けなかったので、何をやったか見たい。

・教室でやったことの理解を深めたり、ちょっと前の教室の復習をしたい。

・行ったことないけれど、ちょいとのぞいてみたい。

・19路盤に入ったけれど、何をしていいかよくわからない。

・いろいろ勉強していて、かえってこんがらがってる気がする。

・戦いは得意。でも布石が苦手で、初段前後だけど自信が持てない。

などなどの方におすすめできると思います。

(もし「この記事はまだ早かった・・・!」と思いましたら、noteには返金の機能があり、受け付けております。ご遠慮なくm(_ _)m)


テーマ「私は本当にシチョウを知っているのか。」


シチョウ知らずに碁を打つな
という格言があります。

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(これで白石が取れています!)

シチョウは大事ですから、練習してから対局に臨みましょう・・・
そうしないと痛い目にあうぜ・・・

という意味で言われることが一般的ですが
囲碁をいろいろ勉強して、いろいろなヨミを知っていくと、いたるところにシチョウがあらわれて、ときにハッとさせられます。
この定石のここにシチョウがあったんだ。
定石から外れると、シチョウになるから大丈夫なんだ。

などなど。
隠されたシチョウを新しく見つけるたびに、
私は本当にシチョウを知っているのか?
と思わされます。

あれ、おれシチョウ知らない。。。囲碁打っちゃダメ??

もちろん、そんなわけはありません。
十分知ったと思ったものでも、新たな面を見つけて「知らなかった」と思わされるものがこの世界にはたびたびあります。
そのたびに、「まだまだ知りませんねえ~~~」と先人たちが声をかけてくる・・・
それが「シチョウ知らずに~」の格言なのかなと思いました。
どんなに強くなっても、胸に置いておきたい言葉です。


(でも、ひどいですけどねw 誰でも囲碁打っていいですよ。

たまに、マウント取るための囲碁格言みたいなやつ、ありますよね...)

前置きが長くなりましたので、みんなが読める場所に置いておきました。
今回は、そんなシチョウを使った工夫を見ていきます。


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こんなお手本です。
下辺の黒がすごく盛り上がってきそう。
ここで左辺に黒が手を付けたところです。
黒33は、どう打ってみたいですか。

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