平井での「囲碁アートの頭の中展」 ありがとうございました!
どうも囲碁アートの関です!
2023年12月9日~11日、3日間の会期を無事に終えることができました。
ご来場いただきました皆様、改めまして、ありがとうございました!!
終わってから「頭の中」まっしろ(仕事が激務なのもあった)
ようやく何かまとまって書けそうなので、振り返ってみたいと思います。
まず、素敵な和室を使わせていただいた平井のmasさん。
「展示は初めて」とのこと、限られた準備期間ということでかなりご心配をおかけしたのではないかと思いますが、DIY精神で工夫して、展示空間をつくることができました。
一緒に準備や片づけをしてくれて、一階で受付を担当してくれた友人たちも、それぞれの奇想や人へのホスピタリティで展示を良くしてくれました。(火打石とか思いつかない・・・。)
展示したものは、いわゆる「囲碁アート」としては31路盤以上。
19路以下のものは、今回はなかったです(囲碁計算機は除く)
最大のものは342×456路盤など、大作といえるものをご覧いただきました。
展示としては2017年以来でしたが、この6年間で作りためた分を一挙に放出して、集大成感がありました。
ずっとタブレットPCで作り、スマホで眺めていたので、今回メートル単位で実物を見れたのは、実は私としても大収穫でした。
めっちゃ迫力あるんだね囲碁アート
31路盤の「時計」は、来場された方に一手打っていただき(コウを取る動き)、3日間でだんだん針が動いていくアートでした。
人が囲碁アートの時間を動かします。
私の活動は、本当に皆さまに助けられています。
喜んでくれて手伝ってくれてインスピレーションをくれて、だから作っています。
去年から今年にかけて、「囲碁アート」商標関連でのトラブルがありました。
実際、数か月前の段階では、とても普通に活動できる状態ではありませんでした。
周りで直接に助けてくれた沢山の方々、ご意見やご協力をくださった方々に本当に支えられ、なんとか展示などの活動をできそうなところまで導いていただきました。
いちばん内部で味わった人としては、これを許すことが正しいとは到底思えない。
私が泣き寝入りみたいになったら成功体験となり、また同様のことを繰り返すかも知れない。
それは多分、どの立場の人にとっても良くないことである。
個展についても、もともと以前から友人と一緒に何かやってみたいと言っていまして、ちょうどチャンスをいただいていたのです。
それが今回の件でできなくなるのは、悔しいことです。
私がやることは「勝ち」を目指すものではないですが、何もしなかったら明らかに「負け」にはなる。許されない負け。
せめて、「持碁」になっていたらいいなという思いです。そういうところからも、力を持ってくることができました。
ですが囲碁アートは、自然と外に溶け出していくものです。
力まず心のままにやっていれば、いわゆる「囲碁界」だけにとどまってはおられず、ボードゲーム界、マニア界、平井の街、どんどん外に溶け出していきます。
そんなことを考えていたので、さまざまな流れでさまざまの方にお越しいただけたことは、「ああ、やってきてよかったなあ」と思いました。
のびのび作品を作ってきた過去の自分にも感謝したいです。
もちろん、囲碁アートをくれたねこの消火器さん。
今回新しく展開した「おまじない・えんぎもの」というテーマ
よくバンドとかで第何期とかありますが、囲碁アートは
第1期:実際に遊ぶためのもの。9路~19路 『ここから囲碁するアートブック』など。
第2期:大作主義。写真をもとにしたりする。
第3期:引き分けにどんな意味を持たせるか。今回で言えば「めでたい」。
というおおざっぱな分け方ができると思っています。
それぞれにそれぞれの価値があり、活動としてはどれもやっていきますが、いま第3期がとても楽しみで、新しいものをどんどん生み出せそうな気がします。
新たな展示企画やグッズという形でお届けできたらと思うので、ぜひこれからもご注目いただけたら嬉しいです!
(さっそく、物販で売っていたものをネットショップに出しました!)
とりとめない文章でしたが、ありがとうございました。
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