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さくっと読書|佐久間宣行のずるい仕事術

ずるいっていうか、コミュニケーション力もあって、容量がよくて。おまけに組織の在り方もよく理解してやってきた人の本ですね。。。

はたから見れば、うまく世渡りしていてずるいって見えるかもしれない。だからずるい仕事術なのかな。だって、みんなこれができないから困るんだよね。。。

それはさておき、わたしの心にグサッと刺さった以下3つを載せておこう。

  • 期限を区切れば無敵になれる

  • 無気力な時は再生産を疑え

  • 「省エネモード」があっていい

期限を区切れば「無敵」になれる

いつまでになにができるようになる、と期間を決めて仕事に全力投球する。ダメだったらどうせやめるしの心で挑む。
これが、今のあたしに足りないもの…。
やりたい仕事を子供のためにあきらめて異動した部署3年目の私。
結局したくない業務やってるってことが、わかっちゃったんだよね。しかもサービス残業して馬車馬のように働く独身の同僚と時短の私じゃ比較されたらかなうわけがない。いつまでここにいればいいんだろう。そう思ってしまうので、無敵にはなれない。
今、見通しがつかない。

無気力な時は再生産を疑え

スキルのつかない仕事、1年前と業務に変化がない自分。
そうなっていたら、自分の中期経営計画を立てていないのではないか疑えということ。その通りです。その通り。
結婚・出産と仕事チェンジに大失敗して、異動を繰り返す羽目になり、自分にすっかり自信がなくなり、やりたいこともぼんやりするように。
計画って、どうやってたてればいいんだっけ。。。

「省エネモード」があっていい

この本を読んでいると、圧倒的に出世した先輩が、私の身の丈にはもったいない話をしてくれているよう。事実、高齢出産してキャリアも中途半端な子育て女向けの本ではないと思うが。(もっと若手向け)
次々と繰り出されるイケてる先輩のレシーブに打ちひしがれまくってる中、唯一救われた光だったのはこの言葉。
マイナスの存在だけにはならないよう給料分は働き、次のチャンスを待つ、ということ。
今は省エネでもいい。研ぐべき刃を研いでおけ。
または、ない仕事をつくればいい。
そういえば、この部署に来た頃、ちょっと偉い人に、仕事を作ることはできないかと考えてると言ったら「ここの部署じゃ難しいと思うよ」と一蹴されたのを思い出す。その通り、ここの部署はそういう系統じゃないんですよねわかります。やってみてそう思いました。。。数々の社内相談を打ち返し、外からの圧力を打ち返し、ひたすら作業に没頭する業務ですもんね。
じゃあ適当にやらせてもらいます。適当に。

結局、ずるくはなれないんだよね、って要領の悪い私は思うのでした。


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