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楽食探訪&エッセイ

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2022年8月の記事一覧

楽食探訪:これが極上品というやつか!? 人生初、高級羊羹。

羊羹をいただいた。 何だか高そうな佇まい。 私は、和菓子が大大大の苦手なので、興味もなく、 まぁ、味見だけして、残りは嫁はんに任せるつもりだ。 苦手なら、食べなければいいじゃないか と言われるかもしれないけど、高級そうなので、 私の知っている羊羹とどう違うのかを知りたかった。 本当は失礼なことだけど、でも好奇心は止められず、 ネットで価格を調べてみた。 その羊羹は、かなり有名なお店のもののようで、 庶民の私が恐れおののくほどの価格を目にした。 「極上羊羹 栗」 1本

楽食探訪:お菓子のホームラン王は、時を経て、7番打者になっていた。

「ナボナはお菓子のホームラン王です」。 このテレビコマーシャルを見たのは、 「懐かしの〜」というタイトルがつく番組だったと思う。 私の年齢からすると、 リアルタイムで見ているのかもしれないけど、 私は兵庫生まれ兵庫育ちなので、 関西では流れていなかった可能性の方が高い。 だって、記憶にないから。 「ナボナ」は、東京自由が丘で誕生した 「亀屋万年堂」というお店が、 1963年に売り出した和菓子のような洋菓子だ。 厳密には違うらしいが、 「ブッセ」と似ていると言われる。