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「食」を冒険することは、 人生を豊かにすること。 消極的では、未知を旅する楽しさを 味わうことはできない。 世の中には、 無限の美味しさが待っている。 これを知ることは、 心の健康に繋がる。 食べることは、心の栄養なのだから。
当座負けておくことが、 結局は勝ちに繋がる。 と言うが、 現代人にそんな時間はない。 とにかく勝たなければ、 次々に新手の敵がやって来る。 1対1の戦いなど、存在しない。 負ければ、それで終わり。 ただし、一度でも大勝しておけば、 その余韻で生きることはできる。
下手な鉄砲は、 数撃っても当たらないかもしれない。 下手なのに狙いを定めるから、 命中しない。 ならば、 広角に飛び散る散弾銃を使うべき。 威力は弱くなっていても、 当たりさえすれば、 じわじわと効いてくる。
目糞は鼻糞を笑うことができても、 鼻糞は目糞を笑えない。 鼻糞より目糞の方が マシだということ。 互いに欠点のある者同士だとしても、 優劣・順列は必ず生まれるもの。 それが世の中。忘れてはいけない。 「どうせ一緒だろ。仲間だよ」と、 慰め合っていたら、上には登れない。 少しでも上を目指すべき。
いまの時代、大食いというだけで テレビ・雑誌に出ることができる。 ユーチューバーにだってなれる。 これはもう、立派な芸だと言える。 また、「○分以内に食べれば無料」や 「○人前食べれば無料」 というお店もあるので、 食費を0円で済ませることもできる。 生きるための優れた能力である。
誰かが困っていると、 そこに金儲けの話が生まれる。 「人の不幸につけ込んで」 と思ってはいけない。 それが世の中。 ならば、 積極的に手助けしてあげれば良い。
時にはテリトリーを飛び出し、 冒険したいかもしれないが、 あくまでも生活圏は 川の中であることを 忘れてはならない。 別世界は魅力的だが、危険も多い。 たまに覗く程度がちょうど良い。
妻は、絹で包むように 大切にしなければならない。 夫を支え、見守り、 共に歩いてくれる。 夫が窮地に立てば、 身にまとっている絹を売ってでも 助けてくれる。 そんな存在は他にいない。
ビジネスも恋愛も、 肝心なのは会話力。 「中身で勝負だ」 などと言ってみても、 それは相手に伝わらない。 しっかりと伝えるためには、 何度も何度も プレゼントークを予習すること。 すなわち、絵に描いてみること。 さらに、 会話には“オチ”を作ること。 決めの言葉。 途中失敗しても、オチが決まれば、 感動させることはできる。 何度もオチを絵に描いてみることだ。
ボーッとネットサーフィンなど、 してはならない。 ネットをするなら、 富をもたらす使い・白蛇を探せ。 すなわち、金儲けの種である。 隅をつついていれば、 思わぬ情報が飛び出すかもしれぬ。
お金に困って祈る時も 賽銭を取られる。 祈ってもうまく行かない時は、 「神の与えた試練だ」と言われる。 神に頼る時間があるなら、働け。 信じるべきは、己である。
行く先々には、 己の煩悩と同じ数だけ、 試練があると思え。 それを超えて行くのも 素晴らしい人生だが、 煩悩の数を減らし、 試練を少なくするのも、 また人生なり。
ツリーハウスのごとく、 少し不安定な木の上に建てた家は、 見晴らしも良く、 その緊張感ゆえに楽しくもある。 しかし、 地に足をつけた生き方をするなら、 地盤のしっかりした土地の上に 家を建てるべき。 これは、生き方の話である。
自分のスタイルを貫くことは尊い。 だが、荒野にあって、 動きにくいスタイルを守るのは、 愚か者である。 その場所に合った スタイルを知るべし。 それが賢者というものだ。