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2-5 30兆の市場 スポーツツーリズムとしての地方創生【地域×スポーツ大全】

小豆島にいる時分に、振り返ってみると錚々たる事業家さんや著名人に会っていた。
もともとは東京での知り合い、ただ東京にいるともう何年も会っていないような人と小豆島で再開する。

小豆島っていい島らしいよねー、観光もしくはワーケーションでいってみたいと思っていた。
なにやらギンジもいるようだ、久々に会ってやってもいいか、という塩梅で。

本当に毎月のように沢山の素敵な自営業者をアテンドをしていた。
観光地パワーである。


旅行×エンタメ

このギンジの部分がスポーツなどになる。
嵐(ジャニーズ)のライブを一度すると地域に落ちる金は約2億円になるらしい。

5万人くらいの人間が動員されるからだ。
1人100円つかった500万、宿泊等、一万円つかったら5億円になる計算。

筋トレ合宿でもツーリングでも子どもフィールドワーク能力開発ツーリズムでも構わない。
とにかく旅行×エンタメ という文脈がもたらす経済効果は半端ではない。

音楽ライブの場合は継続的ではないが、スポーツの場合は定期的なアウェーツアーを開くことができる。

何度も旅行で訪れているうちに地域の食べ物や景色を体験し地域のファンの創出につながるのだ。

地方創生には関係人口が大事だと前に説いた。
関係人口とは好きで繋がるということだ。


地域をスポーツのコミュニティから発信

小豆島で言うと、僕が何億人もの人を連れてっているヤマロク醤油という醤油屋さんで、(日本で手作りの醤油は0,1%しか残っていない。醤油にも2年もの、4年物とわかれており、食材によって使い分ける。マリアージュだ。)連れていき、醤油ができるまでを実際に教えてもらい、味見をすると、なんとだいたいみんなファンになる。
そしてだいたいみんな醤油を買って家に送っている。

そんなことを発信していたら、小豆島いったことないけどその醤油のファンなんです私!という人が何人もSNSにメッセージをくれる人が現れ、私もその蔵に行ってみたい! と言った具合である。

そんな地域の発信をスポーツのコミュニティから発信してはどうだろう。

小豆島スポーティーズという行政と立ち上がったチームは、小口オーナー制といって一口5000円からオーナーになれる。

そしてその構成がおもしろく、なんと島外島内の割合が半々くらいだった時期があるのだ。
200人位いて。

これはなんと立派な関係人口創出、あとは継続性をもってオペレーションするだけなのである。(それが難しいのだが)

こうして地域スポーツが代表して地場産業のPRをして、オンラインで新たに関係性を持つ。
そしてスポーツが先か、観光が先か、特産品が先か、どれでも構わないけれど、末永く関係性を持ってくれれば地域の衰退に歯止めをかけられるだろう!

がんばれスポーツコミュニティ!


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