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2021/7/22 いぎなり東北産 ドラフトライブ(群馬県)2部

群馬県高崎市、梅雨も明け、晴天に恵まれるも、会場前はうだるような暑さ。
こんな日は早々に入場して涼しい場所でライブ開始を待つに限る。

今回会場となった高崎clubFLEEZは東北産にとって初めての会場ではない。


2019年11月、「GIG TAKAHASHI 」という多くのアイドルが集う対バンライブでステージに立ったことがある。その際はオルスタで6時間超えのライブであるにも関わらず、なぜか途中退場は一度しかできないという観客側からするとハードなものであったため、この会場自体には苦い思い出を持つ皆産も多いかもしれない。


入場すると、高崎を地元とするBOØWYやそのメンバーの楽曲が開演前BGMとして流されており、場を盛り上げる。

・魂を抱いてくれ/氷室京介
・Poison/布袋寅泰
・BEAT EMOTION/BOØWY
・ラストシーン/布袋寅泰


会場のボルテージも上がってきたところでいよいよ開演。
1曲目は「Chim Chim Chim Knee」、妖艶な東北産で魅せる。
後述するが、この日の2部は橘の祖父が見にきている。
今思うと橘祖父にとっては、
初手からこの曲は刺激が強かったかもしれない。
2曲目は「Action」、クラップが心地よい。
橘祖父もこの曲は安心して楽しめたのではないか。

ここでMC。
一通り挨拶を終えた後、今回ドラフトライブという形で高崎でライブを行うこととなった経緯が語られた。
また、橘より、2部に祖父が来ている事が明かされる。
しかもしっかりとグッズを身に付けて来ており、
「おじいちゃん!競り帽久しぶりに見た!」などと弄る場面も。
続いて、東北以外の地方でライブを行う際の質問として定番の
「群馬出身のひとー?」というものにも、橘祖父は手を上げる。
「こんなに目立ってるメンバーの親戚初めてだよ!」と葉月が笑った。
話題は群馬県の印象へ。
安杜は「群馬県の県庁所在地が覚えられなかった。」と語る。
ダルマが至るところに飾られていることにも触れ、
高崎の名物がダルマである事を初めて知ったメンバーも多くいたとのこと。
桜は、ご当地キャラのぐんまちゃんについて性別を間違えていたようで、「ぐんまくんだと思ってた!」とのこと。
そこで藤谷がすかさず「◯◯◯(橘祖父の名前)くん?」とぶっ込むと、
この日ツボ浅子となっていた葉月は笑い転げていた。

ライブに戻る。
このパートでは、「re;star」「Fly Out」「Burnin’ Heart」「いただきランチャー」と、盛り上がりもありつつ、カッコよく決めるような曲が続いた。
橘祖父も普段の可愛らしい孫娘とのギャップに驚いていたことだろう。

ここでまたMCとなる。
話題は1部と2部の間に供された弁当について。
豚丼とソースカツ丼が用意され、選択可能であったとのこと。群馬出身のスタッフのおすすめがソースカツ丼で、1部終わりに先に特典会を終えた葉月が早い者勝ちでいち早くソースカツ丼を取ってしまったというエピソードで会場をほっこりさせた。

ここで恒例のいぎなりドラフトイントロドン。
まず、練習問題としてTHE虎舞竜の「ロード」が流れる。
しかしながらメンバーは誰も答えられない。一方で皆産は大半が分かっており、メンバーにジェスチャーで教えるなどしてようやく正解に導く形に。
桜は「ロードは、カントリーロードしか知らん。」とのこと。
練習問題2問目はゆずの「栄光の架橋」こちらはメンバーがきちんと正解に辿り着くも、どちらかというと学校での合唱曲のイメージだという。
なぜか練習問題でメンバーとのジェネレーションギャップを見せつけられて怯む皆産をよそに本番へ。
チーム分けは終了後の特典会と同様。

Aグループ(ひかる、りね、かれん)
Bグループ(ゆな、ひなの、かあや)
Cグループ(わか、しんじゅ、みう)
勝ったチームは、ランダム2ショが特典会に追加される。
勝って欲しい、でも本当に勝ったら推しを引けるまでどれだけ積む事になるのだろう、複雑な思いが交錯するのは筆者だけではないはずだ。

いよいよ開戦、曲目と結果は下記の通り。


1、イチブトゼンブ/B'z
  正答者:律月
2、Mela!/緑黄色社会
  正答者:葉月、桜
3、キミシダイ列車/ONE OK ROCK
  正答者:吉瀬
4、Lovesick Girls/BLACKPINK
  正答者:北美
5、香水/瑛人
  正答者:桜
6、ノーダウト/Official 髭男 dism
  正答者:吉瀬
7、オーケストラ/BiSH
  正答者:律月


結果Aチームの勝利となった。
橘はこれで函館も合わせて全ての回でランダム2ショットに参加することとなった。(函館2部は2ショット行われず)
橘が「全然答えてないのに全部出てる!」と言うと、
「不正だ!」「不正リーダーだ!」などと他メンバーから声が上がった。

ライブに戻る。
続いてのパートでは、「Love is here」「feeling」「深夜特急」と聴かせる曲が続く。
橘祖父も、橘の歌声だけでなく、一緒に活動する仲間である東北産の歌の美しさ、力強さに聴き入っていたことだろう。

続いてのMCでも話題は群馬について。
橘が、群馬県のおすすめについて、絹衣(伊勢崎市の銘菓)をあげた。
「あとね、たこすい!たこすい…たこすいだったよね?おじいちゃん」と客席の橘祖父に確認する場面も。
ちなみにここでたこすいと言っているものは、おそらく以前ブログで紹介されていたたこだんべいの事だとおもわれ、すいとんと同じもの。

また群馬の焼きそばにはポテトが入っているのが特徴であることも紹介した。
桜は、弁当などを食べて、群馬県の食事は全体的に味が濃いことに触れ、「群馬の人とは食の好みが合う!」と喜んだ。
群馬で食べたいものに話は移り、律月は「ひかるはスタバの地元フラペチーノ飲みたい!」と話す。かわいい。
スタバの話となれば葉月が黙ってはいない。地元フラペチーノについて一通り語った後、
「もういつでもスタバ行ってますから!スタバ行けば私に会えるよ。」と発言。
「そんなこと言ったらみんな来ちゃうよ」と安杜につっこまれるも、
「大丈夫!店舗名言ってないから!」とかわした。

さらに、草津のぬれおかきを食べたいという話の流れから、草津温泉の話に。
草津名物の温泉を冷ます湯もみについて桜はその名前が出て来ず、
桜「何だっけ〜、湯切り?」
藤谷「ゆべし?」
とボケが渋滞気味に。客席の反応を見た桜は、
「みんな冷たい!暖かくなるような曲をやろう!」と発言し、ライブに戻る。

ここで地元のアーティストの楽曲を歌う恒例のコーナー。
今回は布袋寅泰の「バンビーナ」が披露される。
とにかく楽しそうにパフォーマンスをしているのが印象的。
思い思いに飛んだり跳ねたりみたり、一人ずつセクシーポーズ?をしてみたり。
吉瀬がセクシーポーズの流れで客席に投げキッスを連発する場面も見られた。
橘祖父も群馬出身のアーティストの曲を孫娘が歌ってくれて誇らしい気持ちになったことだろう。

続いて「桜プロミス」。
この曲は、橘の煽りがもはや名物となりつつあるが、この日その煽りは主に橘祖父に向けられた。
「◯◯◯(橘祖父の名前)!行くよ!真似して踊って!」
「◯◯◯!いいね!もっともっと!」
などとどんどん橘祖父を煽っていく。橘祖父もそれに呼応するように動きを大きくし、盛り上がる。なお、傍らの葉月は爆笑してまともに歌えない。
橘祖父だけでなく会場が一体になって盛り上がりをみせた。

最後のMC。
橘は前日に祖父の家に泊まったが、到着が0時を過ぎてしまったという。
しかし、そんな遅い時間でもスイカが用意されており、祖父の優しさを感じたとのこと。

さらにドラフトライブについて橘が語る。
「いつも皆産が東北に会いに来てくれるから。ドラフトライブの機会で普段来れない場所に来ることができて良かった。会いに行けて嬉しかった。なかなか多くの人が集まってライブをすることが難しい状況でライブができているのはありがたいこと。この日常の光景を大切にしていきたい。」(意訳)

ここで律月より、阿部菜々実(パクスプエラ/ラストアイドル)と一緒にフォトブックを出すことが発表された。とても嬉しい。拍手が湧き上がる中、
「(フォトブックのTwitterの)ヘッダーが水着なんですけど、ひかるは水着になりませんので安心してください。」と発言。


すると、桜が横から皆産に対し、
「一瞬期待しただろ!最悪!」と発言。会場は笑いに包まれた。

ライブもラストスパート。
最後は「おのぼりガール」「天下一品」で大盛り上がり。
大盛況のうちに幕を閉じたのであった。
橘祖父も最後にこれぞ東北産というパワーを見せつけられて、孫娘の成長を実感するとともに、大満足でライブ観覧を終えたことだろう。

本公演は橘祖父にとっては最高のおじいちゃん孝行になったのではないか。
それだけでなく、橘の皆産思いなところも見てとれた。
全ての人に愛をもって接する橘花怜という人を感じる事ができた公演であった。



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