見出し画像

ビジネス系Webメディアで漫画を掲載するようになった理由を考察する

R25でインベスターZ、東洋経済でラーメン発見伝などが掲載されるようにここ数ヶ月なってきました。両作品ともネットで人気はあるものの、漫画サイトや漫画アプリではなく、なぜビジネス系Webメディアに掲載されているのか、少し考えてみました。

漫画の掲載がSEOに効果がある説

YouTube広告でも漫画にセリフつけたクリエイティが増えています。広告主のサービスに興味なくてもストーリーで読み進める人が多いのではないでしょうか。つまり滞在時間が増える効果が見込めます。

Googleの検索アルゴリズムがYouTubeやPinterestのような動画や画像系を上位表示することになっていることから、漫画掲載することで大量の画像をヒットしやすくしているのかもしれません。

また漫画がまるまる載っていることで被リンクされやすくなるなど、リンクビルディングも期待できそうです。

漫画の掲載がGoogle Discoverに掲載されやすくなる説

3. コンテンツに高画質の画像を採用する
これまでのデータからGoogle Discoverのニュースカードに大きな画像が表示されると、サイトのクリック率が5%、ページの閲覧時間が3%、ユーザー満足度が3%向上することが分かっているそうです。そのためサムネイル画像ではなく、カード向けの高画質の画像を表示する必要があります。 ヘルプページでは大きな画像の基準として幅が1200 ピクセル以上とされています。

疑惑が強いというか一番有望な仮説は「漫画の転載をするGoogle Discoverの取り上げられやすいのではないか?」というもの。
※実際に自分のAndroid端末のGoogle Discoverには結構な頻度で「ラーメン発見伝」の記事が掲載されていた。

Google DiscoverはGoogle砲などといわれる大量のアクセスを生み出すバズ装置。それを漫画の転載で狙えるのであれば、各社ムキになってでも漫画を掲載するのかもしれない。NewsPicksやダイヤモンドなどが追随してきたらほぼ確定でしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?