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なぜTwitterで通話できるアプリは流行らないのか

TwiCallなる個人開発サービスが企業に早々に買われて少し話題になりました。Twitter歴10年以上のインターネット老人会的には「まだこの手のサービスかよ」という飽きの趣きすらあるジャンルですが…

過去リリースされたTwitterで通話できるアプリという死屍累々

アンドリュー&アーカイブスは2018年11月13日、Twitterアカウントが電話番号になる無料通話アプリ『#シャベル』を正式リリースした。
GA-YA-CHAは(2018年)7月27日、Twitterで電話ができるiPhone用ボイスチャットアプリ「GA-YA-CHA」を正式公開した。
ライフツービッツ、ウタリ、プロジェクトゼロは(2011年)11月30日、Twitterで相互フォローしている相手と無料で通話できるアプリ「OnSay」のAndroid版をAndroidマーケットに公開した。

技術的にどのようにTwitterアカウントで通話実装が可能か

「WebRTCを利用することでTwelephoneはFlashなどツールの助けを借りることなくユーザーのコンピュータのマイク、カメラから高品質の音声や画像を直接取り込むことができるようになった」と説明する。WebRTCはP2P年ットワークで音声、ビデオ、IMなどのデータをリアルタイムで伝送するチャンネルを提供する。コンテンツは暗号化されているのでセキュリティーも確保される。

一例としてWebRTCを使うケースが考えられる。この記事が2013年1月なので現在ではかなり年月が過ぎた技術であり、それなりにハードルが下がったんではないかと思う。

そもそもTwitterはぼっち属性のサービス

Twitterは基本的にオンライン完結型傾向のサービスなので、通話のようなコミュニケーションと相性が悪いこと、そして通話するならDMでLINE交換すれば事足りてしまうため、そもそものニーズがないのではないか疑惑。

そんなTwitterでもdiscordはある程度は使われているらしいが、ゲームとは相性がいい気がする。要するに何かしら共通の話題がないとコミュニケーションが続かないのがTwitter民の特性で、会話に目的が必要なんだと思われる。コミュニケーションのためのコミュニケーションといった毛繕いコミュニケーションは苦手なんだろう。

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