ラグビー界について -2

前回の初投稿では、ラグビーの収益面について書きました。
今回のnoteでは、じゃあそもそもラグビー協会ってどうなってるの?
って話を書きます。

今回も、何も内部のしがらみや仕組みを知らずに書きます。
昨日発表されたサンウルブズのスーパーラグビーからの脱退、
のニュースにも少し繋がるのですが、
ラグビー協会としての明確なVisionが外部に発信されていないから
何を考えているのか分からない。

ここまで書いて、一旦、日本協会のホームページに飛びました。
日本協会の中期計画・VISIONってなんだろうなと思い、、、
たしかに、2020年までの計画はありました。
そして、VISIONには
「Be Open 人々とつながり、社会に役立とう。」
「Play Globally 世界視点で考え、実行しよう。」
「Keep Integrity 常に真摯であり、誠実でいよう。」

どれだけ、ここに書かれていた中期計画・VISIONが守られているのだろうか。
どれだけ、ラグビーファン(特にライトファン)と繋がり、世界視点で考えた上での行動を取っているのだろうか。
日本ラグビーは何を目指しているのだろうか。
大西将太郎さんも寄稿しておりましたが、2020年以降の日本ラグビーは、どこに向かっているのだろうか。
ファン・現役選手・若手引退選手、みんな危機感を持っているはずです。

じゃあ、ラグビー協会が抱えている問題は何なんだって話になると、
「人材流動性の低さ」にあると思います。
ラグビー協会役員の面々を見ると、若手がいない。
30代、40代の引退した選手たちがいない。
ラグビー協会がどれだけ人材確保に走っているのか。
どれだけラグビー協会が入会して貰う事にメリットを示せているのか
疑問が湧きます。
若手の引退選手たちも、母校の指導や第二のキャリアの道を歩んでいたり
とラグビー協会に入る選択肢がそもそもないのだろう。
納得できます。
ラグビー協会、、、面白くなさそうですもん。
個人的には、元日本代表の廣瀬俊朗さんや大西将太郎さんに協会に
入ってもらい、改革を断行して欲しい。

次に、ラグビー以外の業界・領域からの協会役員がいない。
これも、大きな問題点だと捉えています。
どんなに、ゼロからの発想・突拍子もない発想を生もうとしても、
ラグビー関係者だから、いつの間にか持ってしまっている固定概念があるはずで、それらを取っ払って新しいアイディアを出すためには
ラグビーに無知だが、スポーツビジネスのスペシャリスト・ビジネスのスペシャリストを協会は招聘すべきだと思う。

しかし、過去に悲しい失敗例もある。
日本ラグビー協会は、元横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長の
池田純さんを招聘した過去があるが、
池田さんからの提案などを受け入れなかった結果、
日本ラグビーフットボール協会特任理事に就いてから、たった11ヵ月で
池田さんは退任されている。

このニュースを聞いたときは本当に悲しかった。
彼がラグビー協会に参画するニュースを聞いたときは、
DeNAを改革した人がラグビー協会も改革してくれる!!
と興奮をした。ラグビー協会が変わる!!と期待したからだ、、、

もう一度、ラグビー協会はどういう人材を協会にいれるべきなのか
2020年以降のVISIONを元に再考して欲しい。
個人的には、池田純さんの再任、フェンシング協会会長の太田雄貴さん、
メディアアーティストの落合陽一さん、リンクアンドモチベーションの麻野耕司さんなどを招聘して欲しい。

元ラグビー日本代表選手×ビジネスのプロ
もう、ワクワクする。それだけで「何か変わりそう」と思わせてくれる。
こういうワクワクするニュースを発信して欲しい。

ラグビー協会をスポーツビジネスのインターンの場や登竜門的な
立ち位置においても面白い。

本当にラグビー人気を広げたいのであれば、
旧態依然の組織体制にメスを入れるべきだ。

変わる余地があることは幸せな事だ!!
僕に出来ることは、また次回に先延ばし。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?