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iGEMとは?高校生チームGrand Tokyoの紹介

初めまして、合成生物学の大会iGEM 2024に日本から出場する唯一の高校生チーム、Grand  Tokyoです!🗼🌸 私達はiGEMの最優秀チームに贈られる「Grand-Prize」を目指して活動しています!

合成生物学 (Synthetic Biology)とは
生物の細胞や遺伝子を「部品」のように捉え、遺伝子を組み替えることで新しい生命機能をデザインして作り出す研究分野です。生物学と工学の学際的な分野で、分子生物学が個体レベルの現象から細胞や遺伝子の細分化された働きを明らかにすることを目的にするのに対し、合成生物学は遺伝子を設計しその機能を発見するボトムアップアプローチを取る分野です。

iGEMとは
iGEM (The international Genetically Engineered Machine competition)はMIT発の合成生物学の世界大会です。高校生・大学生・大学院生の参加者は微生物の遺伝子を組み換えることで社会問題の解決を目指します。毎年6000人を越える参加者が10月下旬に行われる大会に集い、成果を発表しています。(2024大会はパリ)

Q. Grand Tokyoとは
東京を拠点に活動しているiGEMの高校生チームです。4月5日現在、11の学校から集まった新高1〜高3の15人のメンバーと、Ninjas・九大からのアドバイザー5人で活動しています。

Grand Tokyoはメンバーのうち8人がGSC受講生であり、他のメンバーも各々の専門分野でトップレベルの活躍を見せています。生物はもちろん、科学や情報、数理モデル、競技科学、起業、デザインなど一人ひとりの持つ背景が多様です。一つの機関に帰属しない連合チームなので、互いの学校も異なりほぼ全ての活動をオンラインで完結させている点もかなり特殊であると言えます。

また、私達のチームはほとんどのメンバーが帰国子女または海外の研究プログラムに参加しており、英語力はぴかイチです。✨iGEMでもその強みを活かし、活動していきたいと考えています💪

Q. 設立の流れ
Grand Tokyoは一つのXの投稿から生まれた、連合チームです。
iGEMでは学校単位でチームを作成するのが主流ですが、リーダーの方針により昨年のNinjasと同様Twitter(X)やメンバーが所属するコミュニティ(各大学のGSC、Crimson Educationなど)内のグループチャットを通じた公募を行いました。
順次連絡をいただいた方がチームの雰囲気に添うような人物であるかを確認させていただいてからチームへ加入してもらっています。

Q. 実験はどこでやるの?
昨年のチームと同様、今年度も立教大学の末次正幸先生の研究室をお借りして夏休みに実験を行います!
末次先生はモデルナが110億円で買収した「オリシロジェノミクス」の創業者であり、世界トップレベルの技術力を持つ先生です。私たちのご指導にあたってくださることに感謝し、全力で研究に取り組みます!

Q. SNSについて
私達はTwitter, Facebook, Instagramもやっています!
是非、フォローといいねをお願いします。励みになります!🥹
http://twitter.com/igemgrandtokyo
http://instagram.com/igemgrandtokyo
http://facebook.com/igemgrandtokyo
また、何かありましたらTwitter@igemgrandtokyoのDM、または igemgrandtokyo@gmail.com までご連絡ください📧

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