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塗り変わる

「思い出」になった過去は、その上から筆を撫で付けてゆっくりと色を変えていくものだと思っていた、


でもいつも変化は突然で、ペンキの缶をぶちまけるみたいに一瞬で色がつく。多少荒々しくてもそれは鮮やかで、目を奪われて、新しいはじまり。


上書き保存の話。

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