【blender】後付けしたボーンにウェイトを追加する
リギング中に新しく可動部を追加したい場合があります。
その場合、新しくボーンを追加して、対応するメッシュにウェイトを付与する作業をします。
新規でウェイトを付与する場合は、自動でウェイトを追加する事が出来ます。
しかし、追加でウェイトを付与する場合、自動でウェイトを付与してしまうと初期化されてしまいます。
今回は、追加でウェイトを付与する方法です。
後付けのボーンを追加
例えば、次のようなオブジェクトがあるとします。
サルのメッシュに、顔と耳部分にボーンを追加しており、それぞれウェイトが付与されています。
サルの目の部分に新しくリギングするボーンを追加したいとします。
まず、目のボーンを追加します。
目用の頂点グループを作成
新しく追加したボーンに対応する頂点グループを追加するには、「アーマチュア変更」->「空のグループで」を選択します。
既存のウェイトを減算しながら新しい頂点グループにウェイトを追加する
このまま目のウェイトペイントをしてしまうと、頭を動かしたときにも目に付与したウェイトが効いてしまいます。
そのため、頭のウェイトから目部分のウェイトを減算しつつ、目の部分にウェイトを追加します。
実現するには、自動正規化でウェイトを追加します。
3Dウィンドウの右にある「ツール」タブから、「オプション」->「自動正規化」を有効にします。
オプションを有効にした状態で目の頂点グループにウェイトを追加します。
これでウェイトの正規化が出来ます。
この状態で頭の頂点グループを確認すると、次のように頭のウェイトが反転した状態になっているのが分かります。
(X軸の反転コピーされていえるため、両方のウェイトが減算されています。)
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