【blender】画像の参照先を相対パスに変える
下絵等の画像ファイルを保存したblendファイルを扱う時のTIpsです。
blendファイルを別のディレクトリに移した時に、画像が表示されず紫になる場合があります。
この現象の原因
参照先のファイルが見つからないためです。
例えば、Cドライブでモデリングしている時は、画像の参照先も同じドライブから参照すると思います。
この状態で読み込んだ画像ごと別ドライブに移動した場合、参照元がCドライブのままです。
参照元が不明なため紫の状態になります。
解決方法
参照先のパス指定方法を変えれば解決します。
パスには2種類あります。
例えば、「BlenderProject」と言うディレクトリ配下に、blendファイルと画像ファイルがあったとします。
ドライブから参照先のファイルまでをすべて記載したパスを「絶対パス」と言います。
C://(ディレクトリ)/BlenderProject/design.png
blendファイルから、参照先のファイルまで記載したパスを「相対パス」と言います。
//design.png
blendファイルの場所を変えても対応できるのは、「相対パス」です。
参照先を「相対パス」に変える
ヘッダーのメニューの「ファイル」メニューを開きます。
「外部データ」->「全ての相対パスに」を選択します。
相対パスに変えると画像の参照先が次のように変わります。
これで相対パスになりますので、ディレクトリを移動しても参照できるようになります。
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