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数字は嘘をつかない

高度なコミュニケーション能力を有する人間だからこそなのか、私は平気で嘘をつくし嘘をつきたくなる衝動によくかられます。

簡単に調べてみると人間以外の動物も「戦略的欺き」として嘘をつくそうです。
托卵して自分のヒナを他人に育てさせるカッコウもそうですし、カメレオンのようにカモフラージュや擬態する生き物も嘘つきかもしれません。

ただ自分の嘘とはなにか違う気がしてしまいます。
私の場合は自己保身のためにつく嘘が多いです。
一生懸命生きているカッコウやカメレオンと比べるとスケールが小さくて申し訳なくなります。

ある時いつもお世話になっている方に言われたことが私は忘れられません。

「人は嘘をつくけど、数字は嘘をつかないからね」

そう言われて「確かにそうだよな」と心から思った記憶があります。
実績として達成した数字は嘘をつきません。
いくら口で調子の良いことを言っていようとやっていなければ実績は0です。
逆に口では何も言わずとも数字を作っていればその人は数字を作るための仕事をやっていたことになります。

数字で仕事を表現すると非常に明確になり時に残酷なほど現実を映す鏡になります。

常に自分のお金の状態であったり会社の業績について数字で明確にして、現実を現実のまま受け止めて、そこから次の展開を考える必要があるなと感じます。

自分自身の数字に分析的手続を実施して俯瞰的に現状を把握して目標達成に努力していきます。

五十嵐由高


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