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自分と違う意見をどうやって尊重する?

なにかの主義主張を持ってることは、行動を起こす原動力になるので大切なことだなあと思っています。

一方で、そういうポジションをとればとるほど、自分と違う考え方を持つ人に対して否定的になってしまう側面があるなとも思っています。

自分だけなのか、みんなそうなのか分からないんですけども。

例えば、「やりたいことがあるけど今の場所を飛び出すのはリスクがあるし失敗するのが怖いので、ちょっと不満をもちつつも動かない」というスタンスの人と、
「人間いつ死ぬかわからないし、たった一度の人生だから命を賭けてでもやりたいことをやったほうがいい。」というスタンスの人がいます。

前者は安定性、後者は挑戦権というメリットがそれぞれある中で、これらはお互いに互いの考えに対して否定的になりやすい二つなのかなと。

前者の人にとってみれば「無責任なこと言わんで」だし、
後者の人にとってみれば「やってみないと分からないじゃないか」になる。


で、よく言われるのが自分は自分、他人は他人で他者を尊重しましょう、になるんですが、これがなかなか難しい。

ぼくは後者寄りの人間なのですが、こういう挑戦的な考えをもっていること自体に自負を感じている自分がいるなあとぼんやり思います。

でもって、自分の価値観とは違う人と話すときに、なんだか通じ合えない感を強く感じてしまうのです。

人がもつ考えは一つではないので、別の命題で共鳴し合えばよいとも思うのですが、通じ合えていない部分があると、どこかひっかかる。

これって、同じ「通じ合えない」でも、意見がきれいに二つに割れるような命題だと起きにくい気がしていて、こっちがマイノリティのときに感じやすいような感覚がありますね。

たぶん日頃から無意識の間に、自分と違う意見をもつマジョリティに対して反発しているのだと思います。


まあそんなわけで、結局自分と違う価値観をもつ人とどうコミュニケーションをとればいいのか、という問いは非常に難しいなあと思うのです。

距離をとるみたいな話もありますけど、みんながみんなそれをやると社会が崩壊するのではないかとも思う。

いやー、答えはまだでないですねえ。


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