話を聞くのも人間にしかできないこと
テクノロジーの進化によって、情報を持っていること自体にあまり価値がなくなってきたから、製造方法が言語化されていない(再現性のない)ものをつくる人生にしようと思っていました。
しかし、考えてみると、情報を提供することでも価値を出せる場合があると思った次第です。
それは、相手の思いを汲み取るという能力です。
相手の言いたいことや欲しいもの、やりたいことを対話を通して汲み取った上で、最適な情報を提示するというプロセスには人間でしかできない価値があると思うのです。
そこには人間がまだ言語化できないものや、本人ですら気づけないものが含まれています。
人間、自分が何につまづいているのかに気づくのが一番難しいもので、Google検索欄になんて検索したらいいのか、一人では気づけないことが多い感覚があります。
なので、相手の話をちゃんと聞いて、質問したり、質問に答えたりするという当たり前のコミュニケーション能力を高めることは、これからさらに重要になってくるのかなあと思いました。
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