バレエしてる医学生、弾発股について調べてみた

幼少期にやっていたクラシックバレエが急にやりたくなり、再開してからはや6ヶ月が経ちます。

3ヶ月くらい前から、「これすると股関節がバキバキ鳴るな〜」って動きを発見したものの、痛くないし、これは人体としては普通のことだろうと思って、気にせず過ごしていました。

まじでイメージしづらいと思う…こんな感じね!
(音ありにしないと、ただ膝を曲げ伸ばししてる女の映像だよ!)↓

(撮ってびっくり、スマホのマイクで拾えるくらいの爆音だった。。)

レッスンでたまたま音楽流れてない時に、私の股関節音が稽古場に鳴り響いてしまった時、
先生に「何その音!?え、みんなも聞こえたよね!?それ病院行った方が良くない!?」と言われました。
はじめて、自分が普通の人体では鳴らない音を出していたことに気づきました。

心配になってググりたおした結果、私は診断名的には弾発股なのでは?と思ったので、せっかくなので調べてみました〜(というより好奇心で調べてしまった)

弾発股とは

医療系学生御用達「病気がみえる」を見てみました。

弾発股については数行記載があって、

”股関節の運動に伴って弾発現象(「バチッ」という轢音を生じつつ、弾けるような動きを触知する)を生じる病態。原因は様々であるが、骨の隆起部とその表面を移動する筋腱との間の滑動障害として、大転子と腸脛靭帯の後縁または大殿筋の前縁との間で生じるものが多い。
治療は疼痛を伴う例に対して行う。保存療法を基本とする。”
(出典:病気がみえるvol.11運動器・整形外科第1版)

とのことです。疼痛伴ってない!とりま治療しなくてよさげで安心!!
弾発股ってちゃんと医学用語だ!グーグル先生ありがとう!

にしても、「腸脛靭帯」とか解剖の知識が危うくて、前縁とか後縁とか言われても正直イメージがつきません。
解剖は大事ですといろいろな先生に言われたことをひしひしと思い出しました。

医学部に入ったらもっと身体のことわかってバレエも上手くなるんだろうと思ったけどそんなことなかった。。なんかもっとミクロな世界に連れて行かれている気持ちがする。あと臓器系。。
骨とか筋肉とかについては柔整士さんとかPTさんとかの方が詳しい気がする。気がする。。

解剖って大事よな

こんなときはあれだ!
セールのときにノリで買ったアプリが、ようやく役に立つ瞬間が来た!!
といそいそとiPadを準備。

画像1

↑大転子と腸脛靭帯の後縁がひっかかりそう!の図
(ビジブル・ボディの提供による画像。@visiblebodyに感謝します。)

確かにこの位置関係で脚を外旋したら筋肉と腱が引っかかっちゃいそう。
(いつも思うんですが解剖を2Dで説明するの難しいですよね。わかりにくかったらごめんなさい)

ただ、私が鳴ってるのこんな外側・後側じゃなくて、もっと内側なんだよなぁ。と思って、pubmedを漁ってみました(snapping hipで探すとたくさん出てくる)。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28846235/
(以下これを参考に記載してます。)

弾発股は、関節外と関節内に分類されます。
が、「股関節唇損傷」などとより詳細に言い表すようになったため、関節内という括りは最近はあんまり使わないらしいです。

関節外のタイプは外側性と内側性に分けられます。
外側性は、股関節の屈曲・伸展・外旋・内旋運動時に腸脛靭帯が大腿骨頭の大転子部を覆うことが最も一般的な原因だそうです(病みえに書いてあったやつだ!)。
内側性は、腸腰筋腱が腸骨隆起や大腿骨頭の前面部など、下にある骨の隆起を乗り越えてしまうことで最もよく起こるそうです。

私はきっと内側性なんじゃないかなと思います。。(消去法的に)
う〜んなんか言われてみればそんな感じの場所で音が生じている気もする!!


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安静にしろって言われるの嫌だから通院しないんだろうな。。
片側性なのが左右非対称感あってちょっと嫌だけど。。

痛くなったら病院行きます。

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