【医学部受験】問題集にない問題の対策

今回は、問題集にない問題の対策についてお話しします。

「問題集に載っていない内容の出題があった時にどう対応するか」に対する回答としては、「模試や過去問演習をする中で、出題された時に習得していけば良い」と回答しています。

この回答に対して、「模試にも過去問にもある分野の問題が出ていなかった場合は、それを習得せずに受験に臨むということですか」という質問が寄せられています。

回答を先に言ってしまうと、模試にも過去問にも問題集にも載っていないのであれば、明らかに優先順位が低いので、無理に習得する必要はないと思います。


具体的には、特に私立医学部では、全てのアミノ酸の構造式を書けるようにしておかないと解けないような問題が出たり、重箱の隅をつつくような知識問題とかが出ることは結構あります。

では、それが出たからといって全部覚えとかなければいけないかというと、これは全て優先順位の問題になります。

問題集に載っていない問題について考えると、
 ①問題集に載っている問題の方が、当然優先順位が高いです。
 ②次に、模擬試験に出た問題は習得しておく優先順位が高いです。

特に大手の予備校さんが作ってる模擬試験に関しては、出題頻度の高い、良い問題を選ばれて作っていらっしゃるので、そこで出題された問題は優先順位が高いといえます。
 ③過去問に関しては変な問題が出ることもありますが、しっかり分析をして、少なくとも複数の大学で出ていることなどが確認できれば、優先順位を少しずつ上げていく必要があります。

この過程で考えると、
模試にも過去問にも出題がない分野があって、問題集にも載っていないのであれば、
それはもう明らかに優先順位が低いので、放っておいて良いのではないかと正直と思います。


まとめると、問題集にも載っていない問題で、模試や過去問に出題がない場合、その問題を習得すべきかどうかは、あくまでも優先順位の問題になるということです。

ありがとうございました。

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