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医学部CBT対策 ○○だけはサボるな❗️3年生のうちにやっておくべきこと

こんにちは。盆栽医学生です。

今回は4年次にある医学部CBTに向けて、3年生のうちにやっておくべきことについてのnoteとなります。来年CBTを控えている3年生のみなさん、ぜひ読んでみてください。

1.医学部CBT試験の傾向と対策

はじめに、医学部CBT試験の概要を説明します。
医学部CBTは4年生の8月~12月ごろに行われる全国共通の試験になります。
※試験日程は大学ごとに異なります。

試験内容は320問、丸一日かけてパソコンで解答する形式です。
また、CBTの特徴として全員がそれぞれ異なった問題が出題されます。

CBTに出題される問題の内容は、大きく以下の5つに分類されます。
①基礎 ②臨床 ③その他(手技など) ④多選択肢問題 ⑤4連問

CBTの傾向として重要なのは、
臨床 の範囲からの出題が60%以上を占めているということです。
また、④多選択肢問題、⑤4連問についてはほとんど臨床分野からの出題となっています。
そのため、CBT対策としても3年生のコアカリの授業はかなり大事です。


私のCBT対策についての記事は以下から↓


2.3年生は”なかだるみ”の時期?

「医学部は偶数の年がきつい」
医学部にいたら1度は耳にする言葉ですね。
実際3年生というのは、ほとんどがコアカリの授業でテストもそんなに厳しくはないです。また、その間によくわからん科目がはさまれているぐらいで私自身もあまり熱心に勉強に励んでいませんでした。

しかし、CBTを終えて「あのときもっとあの科目だけでもやっておけばよかった~~~」という科目があります。


3.これだけはやっておけ!

※あくまで個人の意見です。

全員向け

まず3年生全員に向けて、個人的にやっておいて損がない科目は
『 内分泌・腎泌尿器 』です。
どんなに試験がラクでもこの科目だけはしっかり理解をしておきましょう。

え?循環器や消化器じゃないの?と思った方も多いと思います。
私が腎泌尿器を挙げた理由はずばり、他領域との合併が多いからです。腎の主な機能は物質のろ過です。すなわち、どの成分をどれだけ体内に残し、体外に排出するかは全て腎にかかっています。
そのため、腎が障害されると電解質異常(アシドーシス・アルカローシス)になったり、脱水・浮腫が起こります。
これらは内分泌系により制御され、消化器(特に肝)、心臓、膠原病、感染症、血液など他領域と密接に関連しています。

しかも腎泌尿器に関しては大事なくせにやたらと難しいです。難しいのにどの科目を勉強していても合併症で出てくるので、個人的にはかなり苦労しました…。
まずはこの2つの科目から動画を見てみましょう。


苦手は克服しておこう

次に苦手な範囲がある人に向けてです。
以下の2つが得意になるだけでCBT対策で相当ラクをすることができます。

組織・病理
:HE染色の画像はなんやかんやずっと出てきます。

画像診断(X線、CT、MRI)
どれがどのような疾患を見るのに有用かを覚える。

これらは苦手な人がかなり多い印象です(私の周りでもそうでした)。しかし、結局画像問題からは逃げられないので、早めに克服しておきましょう。
逆にその他の基礎医学については個人的には苦手でもどうにかなりました。


ここまでCBT対策として3年生のうちにやっておくべきことを紹介しました。
そもそもこの記事を読んでくれたあなた、CBT勉強を始めようと思っていること自体が素晴らしいです❗️応援しております。

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