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菊は、縁起の良いお花です。9月9日『重陽の節句』=菊の節句

人材教育家でメンタルトレーナー、マナー講師の井垣利英です。

突然ですが、あなたは『菊の花』というと何を思い浮かべますか?

「お葬式に使う白いお花」 

「仏壇やお墓のお花」

「縁起の良くないお花」・・・という方が多いようです。

実は、菊の花は、日本で長く愛されているとても縁起の良いお花なのです。今回は、菊の花と菊の節句=『重陽(ちょうよう)の節句』について、簡単にご紹介します。

◆菊は不老長寿の薬だった

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9月9日に行う『重陽の節句』は、菊の花いっぱいの華やかな年中行事です。『菊の節句』とも呼ばれます。

古来、菊は、不老長寿の薬として大切にされていました。その菊を鑑賞したり、菊の花びらを杯(さかずき)に浮かべた『菊酒』を飲んだり。

「少しでも若く見られたい」ことと長寿を願って、菊の力をもらおうとしたのです。今も昔も「若く見られたい」思いは、同じなんですね(笑)

◆昔ながらの『菊の品評会』が有名です

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菊というと、秋に神社などで行われている『菊の品評会』も有名なものの一つです。この写真は、伊勢神宮での『菊の品評会』です。

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菊と言えば、こんな感じのお花を思い浮かべる人が多いと思います。でも、最近は色々な種類の菊が出ているんですよ。

◆最近の菊は、色も形も可愛い菊がたくさんある

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こちらの写真は、私が担当しているクラス美しいマナー&年中行事【マナー美人塾】受講生の皆さんの『重陽の節句』菊尽くしの飾りつけです。

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最近の菊は、色も形もさまざまです。特に、私のスクールの受講生の皆さんの間では、まん丸のポンポン菊が可愛くて人気です♪

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◆菊は日本で一番愛されてきたお花

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皇室とゆかりのある神社は、様々なところに、十六弁の八重の菊があしらわれています。皇室のご紋章、いわゆる『菊の御紋(ごもん)』です。

皇室のご紋章に、菊が使われているのは、昔から菊が日本で愛されている何よりの証しでしょう。

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大きな神社へ行ったら、このような菊の御紋を探すのも楽しいですよ。

◆まとめ

9月に入り、朝晩少し涼しくなってきましたね。お部屋のお花も長持ちするころです。最近は、遠出を控えている方も多いので、菊のお花を飾って、秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?

実は気付かなかっただけで、この時期になると、街のお花屋さんでも『重陽の節句』として、色々な菊のお花をたくさん売っています。

縁起の良い菊のお花をお部屋に飾って、不老長寿を願ったり、元気をもらってお過ごしくださいね♪

私の本『開運#年中行事はじめました』(致知出版社)をお読み頂けると、より年中行事を楽しめますよ。


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