大雨も子供たちにとってはイベント!?
試験前のこの1週間。
部活動は基本的に活動禁止、放課後の教室には居残りで勉強をしている生徒の姿がたくさん見られます。
今日は恵みの雨が降り注ぎ、朝から「先生、体操服に着替えていいですか~」ってそこら中でワイワイガヤガヤしていました。
日常の中に刺激や遊びを求める
学校は良くも悪くも時間ですべてが区切られ、決められたとおりに授業が進んでいきます。
言ってしまえば、刺激も変化もない毎日。
少し若い生徒にとっては暇なものかもしれません。
だからこそ、ちょっとした天気の変化でも生徒にとってはイベント。
今日の大雨も小学生のようですが、放課後に外に出て騒いだり、水たまりバシャバシャしたりと、、、。
試験前なので、当然学習を促すために叱りますが、まだまだ中学生も子供だなと感じたものです。
湧き出る本当の自分
でもそんな時こそ、子どもたちも本当の自分を解放して、遊びに全集中するわけです。
ですから、そんな時間をも大切にしたいなと正直思っています。
そして、そういう時間を授業の中で出せたらどれだけ最高か。
私はそんな授業を目指しています。
でもこのバランスが非常に難しい。
遊びにより過ぎれば学びが希薄になってしまいます。遊びの中から学びを抽出できればいいのですが、子どもたちだけでは到底できません。
だからこそ、教員の介入は絶対に必須です。その部分をいかにしてバランスをとるのか、そこに教員力が試されます。
誰が楽しむのか
そして、何よりも教員自身が一番楽しむことだと思います。
楽しむことを知らない教員が楽しい授業を提供できるはずがないからです。
だから、教員こそ何よりも楽しんでその中に学び見つける姿勢を取り続ける。
正直、形骸化された学校でその姿勢を貫くのは難しいかもしれません。
でも、だからこそ楽しいのではないでしょうか?
今日よりも楽しい明日がやってくる。
そう毎日思って日々を過ごしてみるのが、明日からの毎日を変えていくきっかけになるかもしれません。
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