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【赤単白ひげ】第3.5弾環境 カウンターイベント非採用型 白ひげ デッキコンセプト、プレイング、採用理由 解説

はじめに

こんにちは。この前、初めての店舗予選1回戦目に優勝者赤ゾロ引いて、プレイング上手くて轢き殺されました。おめでとうと言葉を贈りたい。

今回は色々固定観念なしに、さまざまなデッキタイプを調整した結果、調整でもかなり勝てるデッキ作れたのでアウトプットしたいと思います。

先に断っておきますが「勝率はあくまで飾り」だという持論があります。仮にその調整相手が最強の海賊王であれば僕は1勝もすることは出来ないでしょう。だから、環境などによって指標の意味合いが大きく変動する「勝率〜%」という謳い文句は信用していないですし、使う気はありません。
ここだけは正直に言っておこうと思います。

しっかりミラーやその他対面でも勝てるので、3.5弾環境でアウトプットしていなかったので、自分用備忘録という側面が大きいですが、note記事として残していこうと思います。

このデッキレシピを自分で使うのも良し、相手に本デッキのようなコンセプトのデッキを使われた時に乗り越えていく、うまく活用してもらいたいです。

出来ることならば、このデッキレシピで、一人でも多くの方の店舗予選通過のご報告を聞きたいです。

今回のデッキを作る思考プロセスの過程もすべて書いているので、そちらも参考になる部分はあると思うので、そこに価値を感じてお金を払うのも良しです。

今回もnote100円で販売しています。気軽に買ってみてください。
売上で値上がりした絶賛高騰中の卵1パックも買えやしません。
俺自身が鶏になってnote代金回収します。

(日本語文法が終わっている部分があると思います、ご容赦ください)

基本的に超シンプルで初心者でも使いこなす事が出来るデッキだと思います。全部付けて殴る!

また、無料部分含めてスクショなどの無断転載を禁じます。

自己紹介

・公式東京CS 直近の練習時間4時間で 6-2でCS完走(96位)
・ワンピースカードゲーム 有料note 2,000件販売実績突破(多分)
・フラッグシップバトルプロモチョッパー所有
・フラッグシップバトル クイーン 練習時間0分で4-1優勝者以外勝利で2位

育児にちゃんと参画して、まともな育児パパが出来る限界の実績な気がします。実績、大したことない人間です。

前回の記事はこちらです。

【無料記事部分】 発想の卵。 「リム/サンジビート/バカ息子採用型白ひげ」

本note記事で紹介するデッキの、前に使っていたデッキタイプになります。
一週間前ぐらいはこちらを使っておりました。
(表題のデッキレシピは無料部分で公開します。)

このデッキ自体は悪くなかったのですが、今のコンセプトの方が尖っていて勝てる対面も多くなったイメージなので供養します。

が、採用カードに関しては現在も検討テーブルに挙がるレベルの強さにも関わらず、世間で多く採用されている感じではないので、一部掘り下げて解説しようと思います。

こちらのデッキレシピで特異な点は以下の3点かと思います。
・《サンジ》で積極的に殴る
・《リム》採用
・《バカな息子をそれでも愛そう…》採用(今回は説明割愛)

《サンジ》で積極的にアタックする

サンジは全力で殴ります。殴るサンジの正しい後処理は誰も知らないはず。

《サンジ》でビートダウンする動きは、珍しい事でも無いと思っているのですが、それでも自分以外に今のところまだ1人ぐらいしか見ません。
みんな見えない裏では本当はやっているでしょう多分。

そもそも論ですが、前回の記事でも少し触れましたが、僕が後攻1ターン目に《モビー・ディック号》を引いて使う事自体、絶対行うべき行動とは思っていませんでした。

第3弾から《イゾウ》も《白ひげ海賊団》もあるので、理想の動きを行う為にサーチを絡めて手札質を高めるのも良いと思いますし、そちらの方が優先度は高いと思っていました。

それで、試合中盤以降のどこかのタイミングで+1000x2パワーアップをしたい用途で2ドンを付与するタイミングがあると思うので、その時にタダで《モビー・ディック号》を発動するのがベターと思っていました。

黒対面だとこのカードの存在もあります。中盤以降に発動するタイミングを失わせるのも大事だと思っていました。もう考慮しなくていいです、禁止カード哀れなり。

新しい白ひげデッキで後攻1ターン目に強い動きが欲しく、《サンジ》を採用しました。強く前面に出します。

《サンジ》で達成したいこと

《サンジ》が殴ることで達成したい目標としては、白ひげ対面で+2000のカードを多く用意しているデッキ構築、もしくは序盤からカウンターを吐いて、ライフを守ってくるデッキ・戦い方に大して痛い目を見てもらうことです。


・白ひげではないデッキ側がライフ4(どうしても受けきれない高火力は受ける、それでもライフ1点ぐらい)
・白ひげ側ライフ0の状況
上記の状況でその後リーサルされないように2ターンぐらい掛けて倒す
戦法です。
ライフを序盤から守っていくことでこのような展開が可能です。

白ひげ側としては結構シンプルながら、この戦い方(対策)がしんどいと思いました。どんなに火力が高くても「場に出ている自分キャラとライフの数+最後のダイレクトアタックの数」を見れば、このターン中のリーサルは取れない事が分かりますからね。

なので容易にライフを守らせないように序盤から火力のあるアタックが出来る《サンジ》をアタッカーとして前向きに採用しました。

守っても+2000,+1000の2枚を使う、守らなければ貴重なライフ1枚を削れる。

このカードの攻めの効果(7000アタック)は強いのは誰でも分かりますが、カードは一緒に発動するデメリット効果込で評価しなければなりません。

ライフを取る、デメリットを許容できるかどうかは後述します。

《サンジ》の対となる行動プラン

後攻で《サンジ》を使わない場合、
白ひげの「アグロ寄りの動き」としては以下があると思います。

先攻A:先1で出した《イゾウ》に3ドン、リーダー白ひげで5000,6000アタック
先攻B:先3で出した《アトモス》or《キングデュー》で次のターン殴る

後攻A:後1で出した《イゾウ》に3ドン、リーダー白ひげに1ドンで5000, 7000(or6000x2)
後攻B:後2で出した《アトモス》で次のターン殴る

先攻後攻で誤差はありますが、大体同じ(似た)ものとして捉えます。
《サンジ》を出してアタックした場合のプランと比較してみます。

Aプランの場合はアタックの数などは《サンジ》アタックプランと回数などは変わりませんが、パワーが若干劣るので先攻の場合は相手が白ひげミラーの場合はリーダー6000に届かないです。(※5000のリーダーに関しては十分有意義なアタックに感じます)

また、《イゾウ》にドン付与する都合上、後攻2ターン目で4ドンをキャラに使わずにアタックに使っているので、キャラを出していません。なので盤面が弱いです。

《アトモス》のような通常の5000リーダーよりも高い6000の倒されにくいキャラが置けないのは痛いです。
パワー6000のキャラは何回か殴ってアドバンテージを取っていくキャラなのでやはり盤面には居てほしいと考えています。やはり出せるなら出したいと考えています。

(補足:何故序盤・中盤に出す、4コストパワー6000のキャラが倒されにくいか初心者向けに簡単に説明します。リーダー5000の場合は《アトモス》6000を殴る為には1ドン付与しなければなりません。

最低これだけのリソースが必要です。使えるコストを最大限使い、強いキャラを出す事を諦め、そのドンコストをアタックに回して、やっと攻撃権が得ることが出来ます。

しかし、それでは同値アタックなので+1000カウンターで簡単に守られてしまいます。つまり、この状況は序盤・中盤で貴重な1ドンを消費するリスクとしては高く、リターンはそれなりに有りそうですが、守られることによって実現しないプランになりやすいと考えています。

しかしながら、相手がドンの半数を割いて、キャラにアタックしたならば相手はそれだけ盤面展開を捨てた、捨てさせることが出来たと割り切ってしましょう。)

話を戻します。

後攻A:後1で出した《イゾウ》に3ドン、リーダー白ひげに1ドンで5000, 7000(or6000x2)
後攻B:後2で出した《アトモス》で次のターン殴る

白ひげに3ドンで強い動きが無いので、そのドンリソースをアタックに費やす先攻Aプランはまだ良いですが、後攻であれば4ドンで《アトモス》を出せるという強い行動が存在します。

《イゾウ》に3ドン使って相手にカウンター1枚で無効にされるのはドン効率から考えると良い行動とは思えません。考え方を変えると「相手はデッキに沢山積んでいる+1000カウンター1枚だけで、こちらのドン3枚を止める(無効化)行為をしている」と考えられます。(しかも貴重な序盤・中盤です)

ただでさえ試合決着までのターン数が少ない白ひげデッキは、使えるドン総数が多くはなく、それだけドン1枚1枚の価値が大事になってくると自分は思います。なので、ここでは《アトモス》を出す場面を優先したいと感じてしまいます。

後攻Bプランに関してはもちろん悪くないですし、多くの白ひげが実際このようにプレイしていると思います。
しかしながら《サンジ》であればBを行った上でそのターン中に、パワー7000でアタックがついでに行えます。

《サンジ》の効果でライフを取ってしまっていいのか

自分は問題ないと考えています。その理由は「ライフ1枚分と等しい、相手のリソースを奪える行動だと思っている」からです。

ライフ1枚を得て、サンジはタダで7000アタッカーとなります。

相手が先攻2ターン目でドン!!カードリソース3枚をすべて使っている場合が多いので、アタックは手札でカウンターカードで受けると想定すると、
最低でも「+2000、+1000の計2枚」を序盤から切らないと守りきれないです。(より高い壁、白ひげミラー6000と想定)

また、手札のリソースを減らしたくないとして、受けないとしてもライフ1枚が減っています。

こちらが1枚ライフを減らして、相手はライフ1枚相当の損害を与えられる。

こちらはライフ0枚で受ける事を得意とするデッキ構築・性質なのです。この有効なアタックでライフを自ら減らすことは特にデメリットを含む行為とは思いませんでした

先述したライフを積極的に守りに行く戦略を取った相手に対して、
自分(白ひげ)ライフ2で、相手(非白ひげ)ライフ3とかならもう立派ですよ。

ちなみに、同じようにライフを取る《スクアード》についてはどうでしょうか。

逆に言うと《スクアード》はルール上、ライフ0で使えるのでみんなライフ0で使いますが、《スクアード》で実際にライフを減らしてまで相手のライフもしくはリソースに大打撃を与えられるかというと結構難しそうだなと自分は思ってしまいます。

特に《モビー・ディック号》が亡き今、白ひげミラーでドンを付与しないと置物になってしまう可能性を考えたら尚更その後も厳しいかなと思いました。

《サンジ》の2回目以降の効果発動について

ちなみに《サンジ》の2回目以降の効果発動ですが、基本的にはあまりおすすめしません。相手は手札が増えているので取れる選択肢が増えています。

自分は1回も《サンジ》の2回目以降の効果は使ったことないです。固定観念というよりも考えた末でやらないですね。返しでリーサルが狙われてしまう可能性すらあると思います。リーサルを防いでもリソースが少なく、また全ドン付与殴りで負けそうです。


限定的な条件ですが、自分のターン開始時にライフ1枚で、このターンにキャラ《エドワード・ニューゲート》もしくは《バカな息子をそれでも愛そう…》を使わない時は使う意味はあると思っています。
どうせリーダー効果で手札に加えてしまいます。
それを《サンジ》効果ならそりゃタダで発動できるからね。

また、有料部分でも解説していますが、明確に欲しいカードがあり、それらを集める為にライフを取れる点も魅力的に感じております。
2ターン目という序盤にライフを取る事で、早い段階で今後進行するべきプランを確定(選択)できる点も魅力的です。

補足:殴ってくる《サンジ》のケアについて

有料記事部分の余談部分にて解説します。

ブロッカーとして《リム》採用理由・強さ解説

一応記事投稿時に他の誰かが採用していたらあえてnoteで解説を書く必要もないかな、と思っていましたが、どこの結果見ても居ませんでした。
なので書きます。

ぜひ採用してみてください。そして自分よりも上手く使いこなしてほしいです。

まず、白ひげデッキのブロッカーについて期待する役割を考えました。

・キャラ《エドワード・ニューゲート》が立つ、次の相手の返しのターンで倒されないこと。(キャラ《エドワード・ニューゲート》初回、2回目連投も同じ)

これが役割として一番大きいと考えました。

そして、白ひげデッキのブロッカーで共通して弱い点を考えました。

・KOされたら機能しない。

天下のブロッカー《マルコ》でさえ、KOされたらレスト状態で登場なので、ブロッカーとして役割は機能しなくなります。

環境の変化として《モビー・ディック号》亡き後の赤単白ひげミラーでは、キャラ白ひげをお互い投げ合う事が試合運びとしてほぼ必然となりました。


つまり、環境の遷移をふまえると、キャラ《エドワード・ニューゲート》のアタック時効果、そこに《お玉》を合わせて対象範囲を広げ、
「パワー5000の《マルコ》、パワー3000以下の使い捨てのブロッカーが
以前よりもKOしてブロッカーが乗り換えられる可能性が高い」
という結論に至りました。

《火拳》を採用している場合、お玉1枚で4コスト《マルコ》が2面焼かれてしまいます。(5000,3000で2体KO)

KOされても機能する、そんな有益なやついるか?と思ったら、まさに「キャラ白ひげが立つ次の相手のターンで倒されないこと。(初回、2回目連投も同じ)」という目的を達成するために最適なキャラがいました。

話は変わりますが、環境の上位を占めている赤色カード。
ブロッカーの天敵であるKO時効果について考えてみましょう。
現在のカードプールで多く採用されている赤単カードプールでのKOカードは以下ぐらいだと思っております。



何が大事かと言うと、環境の白ひげには《海震》が入っていないんです。
なので、少なくとも相手がどんなに安くても《火拳》で3コストかかってしまうと仮定します。
(エースデッキには《海震》は数多く採用されているので注意)

まず、環境を読み、《海震》が非採用と割り切ります

《火拳》でKOされた場合、《リム》のKO効果で、相手のリーダーもしくはキャラをパワーを-2000するので考え方によっては2ドン付与する必要性を生じさせている(もしくはこのターンでリーサルを取るプランを断念させる)ので実質5ドンを使わせていると考えました。

ちなみに《海震》の流行は完全な裏目です。1ドンで処理されて2ドン分仕事しても3ドン分しか妨害できていないからです。《海震》が流行ったらやめましょう。

実質的に5ドン分を使わせてから残りの5ドンを使って、キャラ《エドワード・ニューゲート》でパワーアップしたリーダー8000なんて届くわけないです。全部ほんの少しのカウンターカードで防がられてしまいます。

対戦相手全員が「《リム》強いなぁ」と唸っていたので、食わず嫌いせず一度採用してトライアンドエラーしてもらえれば最高です。
それで僕よりも上手く使いこなしてほしいです。

「カウンターイベントゼロ 白ひげ」デッキレシピ

noteではこちらを掘り下げて参ります。

デッキを作るにあたって思考のきっかけとなったこと

先日非公認の大会を優勝された方のツイートで気になる投稿がありました。
(もちろん良い意味です)

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