見出し画像

古着屋、始めました。

古着屋を、始めました。

始めたと言ってもまだ服を数着仕入れて、Instagramのアカウントを開設しただけです。ほんと、それだけ。誰でもいつでもどこでもできますね。

ただそんな簡単なことが、ずっと出来なかった。古着屋はずっとやりたかったんですよ。古着が好きで、どんどんのめり込んでいって、ずーっと古着屋のオーナーになりたいと思ってました。でも、出来なかった。

何故かというとそれはまあ一言で言って仕舞えば、ビビってたんですね。これに着きます。古着屋をやるってのは僕の中ではすごい大変なことだと思ってました(今でもそう思ってます。)。古着屋で食ってくのって本当に難しいと思う。実際古着屋を営んでいる知り合いで金銭的にも時間的にも余裕があって、子供を持って家庭を築いてってしてる人そんなに知りません…

そんなこんなで安定したサラリーマン生活を送り続け、古着屋なんてヤクザな商売なんか自分がやったら借金抱えて野垂れ死ぬんじゃないかと…やりたいけど…恐い。そんな感じでひたすら悶々としてました。

だけど、少し前に古着屋をやる決心がつきました。特に何かきっかけがあったわけでもないんです。ただ、ふと思ったんですよ。例えば今肺炎で余命一年ですって言われたらどうするかなって。絶対今の生き方変えるよなと思いました。いつまで生きれるかも分からないのに、なんでやりたいこと先延ばしにしてるんだろう。なんて勿体無いことしてるんだろう。そう思いました。

そしたら不思議と不安がなくなってました。無いと言ったら嘘になるけど、まあでもなんとかなるだろ。そう簡単に人は死なん。そんなふうに思えてきました。これはビビリな僕にとっては大きな変化でした。

それから古着屋をどうやったらできるかを考え始めました。まず、どこで仕入れればいいんだ?ディーラーや倉庫はコネとか無いと入れてもらえなさそうだし…入れてもミニマムとかあるのかもしれん…とりあえず真っ先にできることはリサイクルショップやブランド古着屋を回ることでした。

ぶっちゃけ、リサイクルショップにある服のほとんどは仕入れたいと思えません。見るに耐えないと言ってもいいくらい。デザインもテキスタイルも造りも良く無い…そういう服って一瞬でわかります。面(ツラ)が死んでいる。だんだん悲しくなってきます。

でもあるんですよ。そん中にもいい顔してる衣服が。堪らなく嬉しくなります。大体2時間見て1.2着見つかるかどうか。見つかったらラッキーくらいで、見つからないこともザラです。でもね、その作業自体が愉しいんですよ。自己充足的なんですね〜。

んで、服は数着集まったんで、そろそろディーラーさんに連絡してみようかなと。ただそのためにはInstagramのアカウントくらいないとなと。そしたら店名決めなきゃと。これがまた骨の折れる作業でした。名前とかつけんの苦手なんよ…

ちょっと長くなってきたんで今回は一旦この辺で。次は店名決めとインスタ開設。ディーラーさんとの初コネクションまでかけたらいいかなと思います。

あ、Instagramのアカウントはこちらです。

@ruten_vtg

まだまだ序章の序章。rutenをこれからよろしくお願いします。

tami

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?