2020年個人的ベストラジオ10選

2020年、今年はコロナで社会状況が一変し、私も大変でしたがなんやかんやでラジオを聴いて乗り切ることができました。面白かったラジオを聴きなおせるようにメモしていたので、個人的ラジオ番組のベスト回10選を決めました。

①アルコ&ピースD.C.GARAGE(2月18日)

いわゆるタナトス回。フリートーク「酒井の祖母の葬式」。元々、酒井の家族に関するフリートークは傑作ぞろいだったかがこれは最高傑作。身内が亡くなった話にも関わらず全然湿っぽくなく昭和なホームコメディ映画のようなエピソードの数々が秀逸だった。

②三四郎のオールナイトニッポン(2月21日)

ゲスト:R-指定、夏帆。数週前からCreepy Nutsの「助演男優賞」を「ベンジョンカンシュンがしゃーない」、「メジャーデビュー指南」を「ホンザヘンヘンホヘン」とうろ覚えで歌う相田に対して、反論しまくるR-指定。これだけでも面白かったが、スペシャルゲストの夏帆が来てから緊張のあまりフリースタイルラップが全く出来なくなるR-指定が最高だった。

③鬼越トマホークのオールナイトニッポン0(5月23日)

単発1回目。OPトークからチュートリアル徳井、ナインティナイン岡村、ニッポン放送から禁止されていたホリエモンに触れる鬼越トマホークの2人。1度きりの放送だからとやりたい放題に毒を吐くがあまりにも面白すぎたし、大好評だったようで2ヶ月後に異例のスピードで2度目を、そして2021年1月1日に3度目の単発が決定。

④さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ(6月6日)

東ブクロの嫁決定戦にて、東ブクロと肉体関係を持ったことがある女性が電話出演し暴露。令和の時代のラジオとは思えないあまりにも過激であまりにも下品な内容で最高だった。深夜ラジオとはこうあるべきもの…とも言い切れない。

⑤霜降り明星のオールナイトニッポン0(6月19日)

せいやのZoomで局部を出した事件が発覚した直後の放送。漫才衣装で2時間丸々「ポケットいっぱいの秘密のコーナー(通称ポケひみ)」を行い、カオスな空間にリスナー歓喜、普段聴いていないイナゴ記者は困惑。中でもせいやが空でいいともグランドフィナーレを完璧に再現した部分はまさに圧巻。翌週、Zoom事件について本人たちが語っていたがイナゴ記者はポケひみに懲りたのか全くネットニュースにはならなかった。

⑥Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(7月14日)

OPの「エド・シーランがパーティにてMCバトルでラッパー達をボコボコにした」というヒップホップニュースから端を発し、米津玄師を始め、野田洋次郎、King Gnu常田大希らの音楽の数あるセンスの引き出しの一つとしてラップを用いることに、ラップという武器一つのみで戦ってると自称するCreepy Nutsがひたすら吠えまくる。そこからCreepy Nutsを取り巻く現状に怒りまくるトークが最高だった。後日、菅田将暉のオールナイトニッポンにゲストに来た米津玄師がこの放送を聴いていたと告白し、Creepy Nutsはビビるも米津玄師がちゃんと真意を察してくれたことに感謝する決着となった。

⑦有吉弘行 SUNDAY NIGHT DREAMER (8月2日)

ゲスト:もうTHE中学生。普段、ゲストは軍人ロックスターとゲスナーのメールに翻弄されるが、質問に対してもうTHE中学生は全てをキレッキレに回答し返していく。もう中が司会となり様々な企画を行ったが、中でも「地獄先生」とコールすると「ぬぬぬぬーべー」とレスポンスが返ってくる「DJぬーべー」からのジョイマン高木のテープレターの流れは最高だった。

⑧爆笑問題カーボーイ(9月8日)

ゲスト:伊集院光。ウーチャカがコロナに感染し休業したことにより、JUNK交流戦以来となる深夜ラジオでの太田光 Vs. 伊集院光が実現。神田伯山の件やTBSラジオのやり方に対する二人の考え方など聴きたかったことをこれでもかと話してくれる2時間濃密な放送だった。

⑨フワちゃんのオールナイトニッポン0(9月23日)

曲が掛かってる間中も喋り出す、フリートークを一切考えてこず喋り出すも出来なくて泣き出す、ハガキ職人とインスタのフワギャルと戦わすなど普通のラジオでは考えられない無茶苦茶な内容で面白すぎた。フワちゃんのラジオ面白い、かわいい、赤ちゃん。

⑩ナインティナインのオールナイトニッポン(10月22日)

ゲスト:aiko。放送直前に岡村隆史結婚のニュースがネットを駆け巡る。放送しばらくしてから自らの口で結婚発表。ヘビーリスナーのaikoを通してリスナーからの質問責め、数ヶ月前から関係を作ってきた裏番組のおぎやはぎのメガネびいきとの電話を繋いでのトーク、最後にナインティナインとaikoによる「ボーイフレンド」の熱唱という多幸感に包まれた放送だった。4月の事件で一時は番組終了も危ぶまれたが矢部の復帰によりナインティナインのオールナイトニッポンの再開で一つのゴールを迎えた回だった思う。


こんな感じになりましたが、他にも新年一発目にアルコ&ピース、うしろシティ、ハライチ、鬼越トマホークがゲストで出たカーボーイや菅田将暉とCreepy Nutsが互いのラジオに行き交った回、髙橋ひかるのオールナイトニッポン0、マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0、YOASOBIのオールナイトニッポン0、ニッポン放送、TBS、文化放送をそれぞれ渡り歩いたぺこぱ、佐久間宣行の東京ドリームエンターテイメント、佐久間宣行のオールナイトニッポン0の各ゲスト回やフリートーク「TIF迷子」「名探偵奥さん」、外山恵理によるたまむすびの代理(特に木曜)なんかも面白かったです。

そして、一番熱心に聴いていた番組は今年もSBSのチョコレートナナナナイトです。途中、コロナでリモート放送期間が続きましたが、夜7時の放送とは思えない過激な内容なのに、ちゃんと静岡のことも取り上げてるという何だかズルいラジオです。来年はもっとメールが読まれてチョコナナ大賞になれることが目標です。

あと、日向坂46の余計な事までで10月~11月にパーソナリティーを務めた丹生明里のメール読みやメール受け、一人喋りの面白さによる天才的なラジオ適性と、乃木坂46を卒業した中田花奈に代わり沈黙の金曜日のアシスタントになった弓木奈於のアルコ&ピースに対する天然か天才かわからない受け答えの数々に完全に魅了されてしまったので2人のラジオがもっと増えればいいなと思っています。

それでは、2021年のラジオにも期待を込めて、次回の更新まで何卒。


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