マガジンのカバー画像

薫風日誌

56
つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそものぐるほしけれ。我を知らずして外を知るということわりあるべからず。さ… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

啓風

内臓に鉛の錘(おもり)がくくりつけられ、脳ミソの毛細血管に湿った濃霧が巻きついて、その無…