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348日目 病気対策 炭疽病 その1

のだけんです。

いちごの生産だけでなく農作物を生産する上で一番懸念すべきことは病気です。
植物工場といえども病気にはかかりますし、病気の予防はするものの100%回避できるわけではないので、ここは自動化ではなく、日々目でチェックして変化を見逃さないようにしなければいけません。

病気発生=NGではなく、早期発見と対策が大事となります。

今回はいちごが罹患しやすい病気の一つ、炭疽病についてお伝えします。

炭疽病とは、主に「葉」と「葉柄」と「ランナー」に局部的に黒色(黒くくすんだ色)の病斑が発生、もしくは病斑が全く見えずにクラウン(茎にあたる部位)が侵されて株が枯死する病気です。

発病の適温は28度前後で、高温多湿を好み、気温が下がると発病は止まるのですが、植物工場は湿度が常に60%以上で気温は23度前後なので、発症リスクが高い環境ではあります。

では私たちはどのような対策をとっているのか?

また明日。

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